Cinema & Fashion / Nikkei Plus 1

2019年8月10日

本日の日本経済新聞 Nikkei Plus 1 「映画に学ぶ紳士の装い」です。

専門家として映画を選定し、コメントしました。いくつかの映画で掲載されています。

またコラム内「映画に見る女性の着こなし」でもコメントしました。

夏休みに鑑賞する映画のご参考に! 会員のかたはこちらで全文読めます。


リストの中での私の一押しはChariots of Fire (炎のランナー)。ヴァンゲリスの音楽もすばらしいし、スポーツ映画のふりしてしっかりイギリス文化映画。同じ国でもまったく異なる文化を背負う紳士たちの、それぞれに真剣な生き方がクロスする感動のドラマ。ジェントルマンはこのように教育される、という語りどころも満載です。障害物にシャンパンを載せてこぼさないように練習する、余裕でオリンピックのアンディ、ラブ。

 

 

🌹たまたま両方の分野に詳しいので両方でコメントを求められましたが、いつも違和感を覚えるのは、「メンズファッションの専門家」「女性ファッションの人」ときっぱりとテリトリーがわかれているということ。ディープに突き詰めるにはそれもよいと思います。あるいは産業構造上、そうならざるを得ないところもあるかと思います。しかし、広い視野で見るならばファッションは男女両方がセットになって完成するもので、どちらかだけにタコつぼ的に詳しい(もう一方は興味もないし知らなくてよい)というのはおかしいと思う。とりわけフォーマルでは男性が基準になるというのに、燕尾服とタキシードとモーニングも識別できずにドレスのデザイン云々を解説するのでは不十分。「自分が着ないからわからない」というのではなく、「自分が着ない服」でも最低限の知識くらいはもっておきましょう。

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