2019年12月29日
SPUR 1月号でコメントした内容がウェブでも読めるようになりました。こちら。
ジェンダーレスの次に来ている2020年春夏の装飾主義について。
なんで今さら性差著しかった ヴィクトリアン?! ビリー・ポーターの例を出すまでもなく、これは男性が着てもよいのです、という時代になったと受け止めたい。
女性にとっても、「女性らしさの強調」(の復活)というニュアンスではなく、装飾主義が多様な選択肢の一つになった、と解釈して楽しんで着ればよいのだと思います。
多様性のどさくさに紛れて申し上げるならば、「似合う色判断」に従って「似合う色」ばかり着ているというのもつまらないと思います。そうした色があるということを理解したうえで、場に応じて、多様な色を楽しんでよいし、多様な色を着こなせるだけのパーソナリティの幅を作る努力をした方が人生が面白くなります。ワンスタイル・マルチカラーの英エリザベス女王やアンゲラ・メルケル独首相がお手本ですね。
本日は2月発売のある雑誌のファッション特集号に向けて「ジェンダーフルイド」について書いている最中です。ジェンダーは当面、モードのテーマになり続けそうです。
これが終わっても、年明け6日まで原稿を提出という仕事が山積で(編集者にとっては「休み明け」となりますが、その間こちらは仕事しなくてはならないということですよね。笑)、いつものように仕事納めの気配などはありませんが、お仕事のご依頼をいただけるのは本当にありがたいこと。忙中閑をちょこちょこ楽しみながら乗り切ります。
? 近刊検索デルタで日次、週次、月次とも一位となりました。
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