レナウン倒産につき、NewsPicks でコメントしましたが、会員ではない方のために以下にコピーしておきます。

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驕れるものは久しからず、という言葉が思い浮かびました。
かつての栄光を引きずっていると、時代の変化が目に入らなくなるか、
入っても他人事に見えてしまい、思い切った変革の舵をとれなくなるのでしょうか。

アパレル・ファッション業界の新年の会合に行きますと、1000人くらいの参加者がいらっしゃいますが、後ろの方から見ると、同じようなダークスーツ軍団で真っ黒です。で、壇上の偉い方は「多様性が~ 多様性を~」とお決まりの演説をしていらっしゃいます。次の年も、多様性どころか、またみな一律の光景。演説も同じ。
口先だけで、変革のための本気の行動はとっていらっしゃらないのではないかということが、ここ数年のこのような情景からうすうす感じられました。

アパレル・ファッション業界であればいっそう、こういう会合の光景の、見た目の印象をがらっと変えて(そのためには構成員の新陳代謝もある程度、必要と思われますが)、時代を先導しているフレッシュな印象を投資家にアピールすべきではないでしょうか?

来年の新年会を楽しみにしています(もう呼ばれないかもしれませんが)

 

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個人においても、過去の栄光をいつまでもひきずっているとあっという間に「昔のヒト」になって相手にされなくなります。時流に応じて変わる必要がありますが、それは外の世界に表層を合わせていくということではありません。表層を合わせるのは、たんなるトレンドに流される軽薄さでしかない。いま破綻していくアパレルは「表層だけ売れ筋に乗っかろうとした」ところばかりではないですか。はやり言葉に乗っかる企業理念みたいのも同じですね。

時流に応じて変わるというのは、自分の根本にあるものをより深く見極めて、どのように外の世界とそれをつなげていくかというチャレンジとアレンジを続けることを意味します。時代を先導するフレッシュな印象は、常に、チャレンジの先鋒を闘っているなという実態ないし行動から生まれます。口先だけ(SNS上)で「変わる、変わる」と吠えていながら、実態が伴っていない人も企業もいっぱいいる。まずは行動(結果)で示そう。

レナウンの件を他山の石として、自分の内側にもっているリソースをどうやって今、ここで起きている世界の事象とつなげていくのか、日々、試行錯誤ですね。

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