岩田健太郎先生が、11月11日の朝にこんなツイートをなさってました。

 

『マナーって難しいですね。日本の医学部にいると、中で「マナー」と称されているものは偉い人のわがままな価値観の押しつけがほとんどです。一度、目上の人に会うとき白衣で行ったら「作業着を着たまま俺に会う気か」と怒られて、なんてめんどくさい人か、と唖然としました。』

憶測にすぎませんので違ったら恐縮なのですが、岩田先生はその時、もしかしたら、ぺらぺらのポリエステルの白衣を着ていらしたのでは? テイラーの技術で作った見るからに上質な「クラシコ」の白衣を着ていかれたら、先方の反応も違ったのでは?とふと思いました。

「白衣=作業着」という反応をする偉い人にもたしかに問題はあるとは思いますが。

 

ここぞのときの服が相手に与える印象、ひいては場に与える効果って、ほんとうに大きいですね。もちろん、もっとも大切なのは本質的に重要な仕事であることには変わりないですが、こうしたささいな印象の差が、翻って自分のキャリアに跳ね返ってくることもあるので、やはり少しの気遣いをするのにこしたことはないですね。

 

私が「クラシコ」の広報担当者なら、すぐに岩田先生に一着、白衣をプレゼントするんだけどな。お似合いになりそう。で、その後の同じ方の反応を聞いてみたいです。笑
5 返信
  1. さとう
    さとう says:

    毎回ブログや連載など興味津々で拝読させて頂いてます!

    初めてコメントするのですが、私ちょうどお仕事でサルトリア系の白衣を扱っておりまして…この投稿を読んで「!」と思い、思い切ってコメントいたしました。
    とってもチャレンジグなお話です!

    仕立て白衣を扱うどこかの会社がもう動き出しているんでしょうかね。
    もしまだなら挑戦してみたいな、なんて…

    コメント失礼いたしました!

    返信
    • Kaori
      Kaori says:

      さとうさま

      コメントありがとうございます。
      白衣に関しては、本文に張り付けた記事のように、
      「クラシコ(Classico)」さんがテイラード技術を駆使した白衣やスクラブをウェブでも販売しています。
      日経の連載で取材し、記事にしました。
      殺菌のための高温の洗濯にたえる必要があるので、糸から開発したそうです。
      ほかにもファッションブランドと提携した白衣を出しているところもあります。
      御社も、イタリアの白衣を扱っていらっしゃるんですね!
      医師は、おしゃれな方が多いので、テイラードの白衣は需要があると思いますよ。
      マーケティング次第で、売れると思います。がんばってくださいね。

      返信
  2. さとう
    さとう says:

    Kaoriさま

    お返事ありがとうございます!

    なるほど、そういう流れのお話だったのですね! 記事の画像が上手く読み込めず、理解違いをしていた箇所があると思います。失礼しました!

    そして、ご教示ありがとうございます。
    専門性の高い領域だけに、様々なアプローチでニーズや付加価値を狙えるのかな…と感じます。

    これからも連載を楽しみにしています!

    返信
  3. さとう
    さとう says:

    Kaoriさま

    遅ればせながら、pdfのご共有ありがとうございます。拝読いたしました。

    医療に携わる知人などは、白衣ふくめ身に付ける物は衛生面の理由でほぼ使い捨てに等しいと言っており、「そういう物なのかな」という思いもありましたが、一張羅としての白衣はやっぱりあり得るのだな…と改めて感じました。

    新型コロナの再流行も著しく、病院は大変にストレスフルな状況の様ですが…一張羅を引き出せる様な余裕が戻ってきて欲しいものです。

    返信

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