大手町の森ことOtemoriのなかに潜むアマン東京。書評のためになんとしても読み終わらなくてはいけない本をもってこもりました。

お部屋の玄関から旅館風。

日本の要素がこれ以上ないくらい洗練された、アマンの精神が感じられる別格の空間。

視界に入るものすべてが、細部に至るまでノイズなきよう徹底的にコントロールされています。

アマンの水もこんな容器で覆われ、アマンブランドのロゴの主張がどこにもないのに、アマンらしさが伝わってくる。

ウェルカムドリンクとフルーツ。冷蔵庫の中のソフトドリンク類もすべて無料です。

スパエリアには、バスローブとスリッパで直接伺うことができます。これは非常にありがたいですよね。


陽の光がふんだんに注ぎ込むプール。

部屋のお風呂も、たっぷりとした大きさ。玄武岩でできており、お湯がぜんぜん冷めない。バスソルトが和のアロマを活かした良い香りで、この香りとスパのオリジナルコスメの香りが館内にそこはかとなく漂っています。ホテルアロマはあえてなし。こうしたセンスにもアマンらしさがありますね。

照明もコントロールしやすいように作られています。

大手町の日の出もよいですね。

 

実は意外に周辺には緑が多い。

早朝の東京駅にも、人がいない。

 

 

天井の高いロビーにひとり。ホテル貸し切りでした(ウソです)。

おみやげにアマンオリジナルのトラベルタグまでいただきました。中には、ゲストそれぞれの名前が書いてあります。嬉しい。

 

激戦区大手町エリアでも突出した施設のすばらしさなのにフォーブスの格付けは4。なぜ5ではないのか? 外部の格付けによってホテルの価値が変わるわけではないですが、やはり気になりますよね。原因として考えられるのが、スタッフの対応でしょうか。外に出て戻ってきた時に宿泊ゲストと認識されずレストラン客のように対応されるとか。私の存在感が薄すぎるからしかたがないのかもしれないですが、それを差し引いても、「?」な違和感が何度か残りました。

あるいは、アマンゾエ、アマンキラ、アマンプリなどに求められるようなとんでもない基準を期待していたらふつうだった(それでもふつうではないのですが)ための「4」?

ホテルの格付け評価の基準の難しさ。フォーブスの審査員のお話を聞いてみたい。

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