長野県立美術館のすぐ前が、善光寺の北側の入り口になります。

1707年に再建された善光寺は仏教建築として国宝に指定されているとのことです。

いやもうそのスケール、想像以上でした。内陣の迫力には言葉が見つからない。西洋の宗教建築にも圧倒されますが、仏教建築もまったく引けをとりませんね。こうして宗教施設を圧倒的にラグジュアリーな場所にすることで、参拝者に対し、天上の仏さまのご威光を全身全霊で感じさせたのですね。

写真は不可でしたが、安置される何人もの大仏様の像も、この方々の前ではぜったいに噓はつけないというオーラに包まれています。お香と照明、絶妙に配置される金の装飾がその効果を盛り立てています。

京都清水寺の恵比寿様にお会いしたときも思いましたが、仏像の顔の作り(とりわけ男性の仏様)には不思議と親戚のような親近感を感じるんですよね。単に顔の各パーツの大きさが似ているというだけかもしれませんが。(笑)

3~4年前までは日本の神社仏閣にはさほど興味がわかず、近くにいてもスルーすることが多かったのですが、2年くらい前からなぜか急に「呼ばれている」感が強くなり、少しずつですが面白みとありがたみがわかってきました。今さら。

 

本堂を出てもさらに延々と釈迦堂や地蔵さまが…。この長いアプローチで本堂を守っていたのですね。

ようやく門前町の通りに。この通りがまた楽しいのです(次の回で)。参拝の前後で気分を盛り上げ、長野のビジネスをPRし、お金を落とさせる素晴らしいシステムになっています。

 

 

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