産経新聞から取材を受け、チャールズ国王のサステナビリティとファッションについて話しました。本日の朝刊およびウェブ版に掲載されています。

 

 

「スペンサー ダイアナの決意」公開中です。

コメントを寄稿しました。シャネルが衣裳協力をしています。カントリーでのロイヤルファミリーの衣裳に学びどころが多い映画でもあります。

2011年8月から連載していた北日本新聞別冊「まんまる」が今月で休刊になりますため、連載も終了します。「ファッション歳時記」ラスト第134回は、特別編として、富山の散居村に10月オープンした「楽土庵」を取材しました。

11年3カ月にわたる長期連載でした。北日本新聞スタッフ、読者のみなさまに心より感謝します。

 

「まんまる」は休刊し、11月からは新雑誌として大幅リニューアルします。

そちらで新しいラグジュアリーをテーマに連載が始まります(ので実質はまだ連載が続く……)。

MATCHA代表の青木優さんにお招きいただき、新しいラグジュアリー(と観光)についてオンラインで話します。世に言う富裕層観光のことではありません、念のため。

青木さんは明治大学国際日本学部の一期生ですが、いまは観光業界をリードする存在です。頼もしい。

10月19日(水)20:00~

 

登録はこちらから。

 

 

京都クリエイティブアッサンブラージュの公開プログラムのお知らせです。

「ラグジュアリー文脈にふさわしいデザインの選び方」をテーマに、シャネルというブランドの実践を中心に話します。当初、同じチームの前澤知美さんがメインの講師を務める予定でしたが、諸般の事情により、急遽、中野が代打に立つことになりました。

10月20日(木)18:30~20:00 オンラインにて無料公開です。

詳細、お申し込みはこちらから。

 

Kyoto Creative Assemblage は文部科学省 価値創造人材育成拠点の形成事業に採択されているプログラムです。

国立競技場でTAE ASHIDA 2023春夏コレクションのショーが開催されました。


贅沢な空間とスポーティーな新作、そして小室哲也の音楽。芸能人ら華やかなゲストも多く、有名人からのたくさんのお花も壮観。随所に立って案内をしてくれる社員の丁寧なおもてなし、コレクションカラーのハンカチーフのギフト、ショー後のシャンパン、すべてのコンテクストを含めたTAE ASHIDA の世界観を楽しませていただきました。競技場でのファッションショーといえば思い出すのが、ワールドカップ決勝前に行われたサンローランの「五大陸から300人のモデル」を集めた伝説のショー。「ボレロ」のフィナーレに合わせてモデルたちが最後に競技場中央でYSLのロゴを作りフィニッシュしました。これだけ壮大な空間があればファッション@競技場でそのくらいの演出は可能かもといろいろ妄想も広がりました。

とにかく大きな刺激を受けました。新しいチャレンジをどんどん続けるデザイナーとチームの姿勢に励まされます。

Yuima Nakazatoの展示会に伺いました。

植物由来のブリュードプロテイン素材がもつ「縮む性質」を利用した服のデザインに感動。もとは長方形の繊維ですが、デジタル技術を使って伸縮させ、身体に沿う立体的な形状にするのです。この新しい衣服の生成技術を、バイオスモッキングと呼んでいるそうです。

このライダースは、針と糸を全く使わず、ビスだけを使って服を作りあげていく、タイプ1 というシステムで作られています。テクノロジーと職人技巧と未来感覚あふれる美意識の融合に、ワクワクさせていただきました。

デザイナーの中里唯馬さん。着物にヒントを得たコート。細部の技巧が実はすばらしいのですが、そんなことを感じさせないサラリとした忍者感がよいですね。ジェンダーフリーで着用できます。アトリエにはほかにも、羽生結弦さんが着用した天女の羽衣などもあり、奥深い中里ワールドをもっと探究したい思いにかられております。

5月に出版された中里さんの本「中里唯馬 創作の舞台裏」。これまでの作品がどのように作られてきたのか、そのからくり?を披露してくれます。写真集として見ても美しい本です。

中里さんのアトリエにいらしたアシスタントの男性のひとりが、なんと「14歳のときに『モードの方程式』をイギリスで読んで感銘を受けた」と話しかけてくれました。彼はその後セントラル・セント・マーチンズでファッションの教育を受けることになります。そしていま中里さんのアトリエで服を創っている。本って出版してもなんだか苦労のわりには報われない感じがすることも多いのですが、こうして時空を超えて人に影響を与えることもあると知ると、不思議な感慨を覚えます。

明治大国際日本学部時代のOBからお誘いいただき、国日合宿に一日だけ参加させていただきました。15年前に一期生だった方から現役生まで。多様な背景で活躍する今の20代から30代の話がたくさん聞けて、楽しかったな。
場所は、山梨県の「五番地」。一期生の鈴木太郎さんが経営するコワーキングスペースです。古民家を改装した施設で、テントサウナも設営し,カフェも隣にある。太郎さんのお父さまが建築家、お母さまが料理の先生で、双方からのアドバイスも受けているそう。川のせせらぎがたえず聞こえ、空気も澄み切った、きもちのいい場所でした。

Hotel the Mitsui Kyoto. 開業早々にForbes 5 Stars 獲得という驚異的なホテルです。京都の二条城近く、町中にあるのに完璧に外と隔てられた非日常感が演出されています。そもそもの設計がとてつもなく素晴らしかった。
部屋の動線からアメニティにいたるまで、徹底的に考えぬかれており、高レベルなブランディングに背筋がのびる思いがしました。

写真は不可ですが、広い洞窟のようなスパが快適でした。サウナもジャグジーも備え、神秘的な空間で異次元トリップできます。

なによりスタッフのホスピタリティがあたたかくて人間的、というか、マニュアル対応みたいなことをしない。

学びどころ満載の、充実した滞在をさせていただきました。総支配人の楠井学さんはじめスタッフのみなさまに感謝します。

 

 

Hotel the Mitsui Kyotoがシグニチャーレストラン「都季TOKI」のコンセプトを一新。イノベーティブ京都フレンチのレストランとして10月1日にリニューアルオープンされるそうです。ということで新メニューを一足はやく試食させていただきました。

新たなコンセプトは、「フォン」。おだし、ですね。インスピレーションの源は、京都の軟水だそうです。だしからスタートする圧巻のコースで、随所にフレンチの技と京都の叡智の美しい融合が感じられました。料理長の浅野哲也シェフは、パリのミシュラン三ツ星グランメゾンで技術を磨いてきた方。未体験レベルの食体験の数々のなかに、酒粕を熟成させて生まれた「なれ」がありました。ソースにしてよし、バターと合わせてパンにつけてもよし、の斬新なペースト。流行る予感がします。っていうか販売されたら買いたいくらい。

ペアリングのワインも驚きにあふれていて、こちらも古代米から作られたロゼのような「伊根満開」は初めて味わうお酒で、「なれとフォアグラ」にぴったりの相性。さいごのとどめにモンラッシェとジュヴレシャンベルタンという王道が合わせられて感動もひとしおでした。すばらしいおもてなしに感謝します。下の写真はホテル正面。門は分解して福井で修復され、戻して再び構築されたものだそうです。