(Photo by Junya Inagaki)

 

中野香織(なかのかおり) Kaori Nakano

服飾史家として研究・執筆・講演 /
総合研究所 株式会社Kaori Nakano 代表取締役 として企業の顧問・アドバイザーをつとめる/
昭和女子大学客員教授

現在の連載媒体:日本経済新聞 / 読売新聞 / 北日本新聞 / 集英社「kotoba」/ 講談社FRaU / 婦人画報 / LEON/ JBpress autograph

大学在学中(19歳)に旅行ライターとして文筆業デビュー。東京大学文学部卒業後、教養学部(イギリス科)に学士入学、卒業。東京大学大学院博士課程単位取得満期退学(1994年)。東京大学非常勤講師、ケンブリッジ大学客員研究員(1989年、1994年)を経て服飾史家として研究・執筆・講演活動、2008年から2017年度まで明治大学国際日本学部特任教授。一般社団法人日本フォーマルウェア文化普及協会顧問。2018年、総合研究所 株式会社Kaori Nakano設立。2019年昭和女子大学客員教授。

著書『「イノベーター」で読むアパレル全史』(日本実業出版社)、『ロイヤルスタイル 英国王室ファッション史』(吉川弘文館)、『紳士の名品50』(小学館)、 『モードとエロスと資本』(集英社新書)、『ダンディズムの系譜 男が憧れた男たち』(新潮選書)、『愛されるモード』(中央公論新社)ほか。監訳『シャネル、革命の秘密』(ディスカヴァー・トウェンティワン)など翻訳も手掛ける。『英和ファッション用語辞典』(研究社)監修。新聞・雑誌・ウェブでの記事多数(一部を本HPに掲載しています)。現在の連載媒体:日本経済新聞、読売新聞、北日本新聞、kotoba(集英社)、婦人画報.jp、 LEON他。共著『フォーマルウェアの教科書(洋装・和装)』( 一般社団法人日本フォーマルウェア文化普及協会)。NewsPicks Propicker (2020年10月~)

Fashion Historian
Author
President of Kaori Nakano Co.,Ltd (Kingdom of Liberal Arts and Fashion Studies)
Guest Professor of Showa Women’s University

Specializes in the Cultural History of Fashion, History of Dandyism, and the History of British Culture
Graduated from University of Tokyo (Bachelor of Arts, English Literature(1985) / Bachelor of Arts, British Studies(1987)), then finished the Graduate Division of the University of Tokyo (Master of Arts, British Studies(1990)).  Advanced to the Ph.D course and completed the course work required for a doctoral candidate at the Graduate Division of University of Tokyo(Withdrawal, 1994). Worked as a visiting scholar at the Cambridge University, England(Hughs Hall 1989, Homerton College 1994). Part-time Lecturer of Tokyo University (1996~2001). Professor of Meiji University (2008-2017).

お問い合わせ:nakanokaori@office.nifty.jp

Facebook: https://www.facebook.com/kaori.nakano
Instagram: https://www.instagram.com/kaori.nakano/
Twitter: https://twitter.com/kaorimode1

Books & Serials, Academic and Business Career, etc.

1987年
「流行通信」誌において「From Preview Room」連載
1988年
「流行通信」誌において「テクノロジー」連載
1996年
東京大学教養学部 非常勤講師 (担当科目:英語) (~2001年)
1997年
アン・ホランダー『性とスーツ』(白水社)翻訳
1999年
「NAVI」誌において「スタイリッシュ・カリズマ」連載(~2000年)
2000年
『スーツの神話』(文春新書)
2000年
「ENGINE」誌において「シネ・ファッション」連載(~2001年)

2001年
「ENGINE」誌において「映画の中の英語」連載
2001年
「日本経済新聞」において「地球はおもしろい イギリス」連載
2001年
「日本経済新聞」において「モードの方程式」連載(~2008年)
2002年
ジャネット・ウォラク『シャネル スタイルと人生』(文化出版局)翻訳
2002年
「キネマ旬報」誌において「ドーバー越えて」連載(~2006年)
2004年
エイザ・ブリッグズ『イングランド社会史』(筑摩書房)共訳
2004年
「Gentry」誌において「ダンディズムへの招待状 気高き男たちの精神史」連載(~2005年)
2005年
「Gentry」誌において「ジェントルマンの履歴書」連載(~2006年)
2005年
『モードの方程式』(新潮社)
2006年
『着るものがない!』(新潮社)
2006年
ANA「翼の王国」誌において「Who’s who」連載(~2007年)
2006年
「ハーパースバザー」誌において「落日のマッチョ」連載(~2007年)
2006年
「朝日新聞」において「コロモのココロ」連載(~2008年)
2006年
「STORY」誌において「ブランドスト―リー」連載(~2008年)
2007年
『モードの方程式』(新潮社文庫)
2007年
「25ans」誌において「ダイアナ妃物語」連載
2007年
「FRaU」誌において「ドルチェを待ちながら」連載(~2010年)
2007年
「uomo」誌において「その着こなしに理由あり エレガンスの社会学」連載(~2008年)
2008年
明治大学 国際日本学部 特任教授 (~2017年度)
2009年
『ダンディズムの系譜 男が憧れた男たち』(新潮選書)
2009年
『愛されるモード』(中央公論新社)
2010年
「サライ」誌において連載「紳士のもの選び」(~2014年)
2010年
『英和ファッション用語辞典』(研究社)
2010年
『モードとエロスと資本』(集英社新書)
2010年
中国「端麗服飾美容」において連載「中野香織ファッションコラム」(~2014年)
2011年
「北日本新聞」別冊「まんまる」において「ファッション歳時記」連載 (継続中)
2012年
「マグナカルタ」誌において「ダンディズム白熱教室」連載(~2013年)
2012年
「リシェス」誌創刊号より「リシェス・オブリージュ 富の品格」連載(~2014年)
2013年
 「読売新聞」において「スタイル アイコン」連載 (継続中)
「メンズプレシャス」公式ウェブサイトにて「伝説のジェントルマンかく語りき」連載
2014年
監訳『シャネル、革命の秘密』(ディスカヴァー・トウェンティワン)
2015年
「リシェス」誌において「ソーシャル・カレンダー」連載(全4回)
「ダーバン」公式ウェブサイトにて「Man of Dandyism 中野香織が考えるダンディズムの定義」連載(全6回)
「フェアファクス」公式ウェブサイトにてメンズファッションコラム連載
日本政策投資銀行の依頼により、気仙沼ニッティング代表・御手洗瑞子さんのメンター
2016年
University of California, Irvine にて EMI Program for Meiji University 修了 (Feb.29~Mar.4)
『紳士の名品50』(小学館)
2017年
「日本経済新聞」において「モードは語る」連載 (連載中)
2018年
一般社団法人日本フォーマルウェア文化普及協会 顧問
株式会社Kaori Nakano 設立
『服を味方にすれば仕事はうまくいく』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)監修
2019年
昭和女子大学客員教授
『ロイヤルスタイル 英国王室ファッション史』(吉川弘文館)
『フォーマルウェアの教科書(洋装・和装)』(共著・一般社団法人日本フォーマルウェア文化普及協会)
『LEON』連載開始(連載中)
読売新聞連載「スタイルアイコン」が100回を迎える
婦人画報ウェブ連載「フォーマルウェアの基礎知識」(連載中)

2020年
『「イノベーター」で読むアパレル全史』(日本実業出版社)
北日本新聞連載「ファッション歳時記」が100回を迎える
集英社クォータリー「kotoba」にて連載「スポーツとファッション」開始 (連載中)
女性のためのテイラードウェア”Go Tailored”キャンペーン始動
Disney DAILY連載「ディズニープリンセスのファッション分析」
講談社FRaU連載 「日本発オーセンティック・ラグジュアリー:JAXURY」(連載中)
NewsPicks Propicker 就任
東京新聞短期連載「王室ファッション裏話」(12月1日~5日)

0 返信
  1. まり
    まり says:

    早速コメントをアップしていただき、ありがとうございました。
    広くみなさまに講座の印象を共有していただけましたら、私としてもうれしいです。
    さて、ブニュエルとデパルマのつながりですが、私の記憶を検証すべく、その後あらためて資料をチェックしました。
    デパルマは、「”殺しのドレス”は女性の意識下にあるエロスについての映画で、あえて言うならばヒチコックよりブニュエルの世界だと思う」と言ってました。(キネマ旬報1981年4月上旬号)
    というわけで、厳密にはデパルマは「昼顔」を特定したわけではありません。
    でも、だれだって「殺しのドレス」との関連では「昼顔」を連想しますよね?
    事実、当時のキネマ旬報特集では、複数の評論家が「昼顔」ではないかと推測していました。
    もうひとつ、三点セットの映画を思い出しました~!
    ポール・シュレーダー監督の「アメリカン・ジゴロ」(1980)です。
    ローレン・ハットンの上院議員夫人がリチャード・ギアに逢いに行くときにトレンチコートを着ていました。
    あのコートは、ギア様と同じくアルマーニのデザインでしょうか?
    シュレーダーは「愛のメモリー(Obsession)」(1976)でデパルマと組んだことがあるので
    三点セットには偶然以上のものがありそうです。
    「昼顔」~「殺しのドレス」~「アメリカン・ジゴロ」
    三点セット映画三本立て、キマリですね!
    このエロいテーマで、トレンチコートのファッションについて、コラムか特集を組んでいただけると楽しいです。
    三点セットのキャッチコピーは、私の専有物にとどまらず、広く「公共財」としてお使いください!
    トレンチコートの需要促進にもなるでしょう(笑)

    返信
  2. kaori
    kaori says:

    まりさま
    キネ旬のバックナンバーからの検証まで、ありがとうございます。すばらしい!
    「アメリカン・ジゴロ」はギアが着るアルマーニばかりを追っていましたが、なるほど、ローレン・ハットンは盲点でした。もう一度そちらに注目してみねばですね。
    トレンチコートでエッセイが書けそうな(笑)。あれこれつながりを連想すると、楽しくなりますね!

    返信

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