クリスマスは、キリストのお誕生日を祝う日であることもさることながらむしろ、自分たちが生まれ変わることを意識する日、なのではないか。

コロナも異常気象も殺伐としたテロが起きる世の中も、昨日と同じ意識ではたぶん来年も変わらない。隣人とか身近な環境からでいい、もっと具体的に愛を向けることを意識する、というシンプルな変容を起こさないと来年も世界は変わらない、たぶん。「新しいラグジュアリー」本のために絶賛缶詰め中に「コンシャスラグジュアリー」について書きながらでふと思ったこと。

それぞれの「reborn」に乾杯します。

10月4日にHPが突然消えてしまい、ワードプレスにもアクセスできないという事態が発生しました。

青ざめて調べてみると、9月末におこなわれたnifty のmysql5.5から5.7 の移行にともない、データベース5.5で作ったものは消滅してしまったとのことでした。そんなこといつの間に。と問い合わせてみると「メールでお知らせしましたし、告知してあります」とそっけなく、失われたデータに関しても責任はもたない、と。お知らせメールをいちいちチェックしていなかった私が悪いということのようでした。

それって自治体などにありがちな「広報に書いてますよね?読まなかったあなたが悪い」みたいなもので、これほどだいじなことはきちんと「届ける」企業努力をすべきではないのか? と一瞬思った私はわがままでしょうか? しかも私は20年来の顧客ですよって言いそうになるのをぐっとこらえ。まあ、私の危機管理能力が乏しかったということなのでしょう。

このHPは過去作品のアーカイブとして作りました。2008年以降の、手元に何とか保存できていた断片を、読者がこれからファッション、メンズファッション、イギリス文化、ラグジュアリー領域のことで調べたいときになにかご参考になることが少しでもあれば、という思いでこつこつとアップロードしてきました。より見やすくするために、今年の5月にリニューアルしたばかりでした。その年月と労力と莫大な経費があっさり消されてしまったというわけでした。

niftyでは「どうにもできません」、終了。ほとんど絶望して文字通り声も出なくなっていましたが、一縷の望みをかけてTwitter で窮状を訴えたら何人かが救いになるヒントを教えてくださいました。こういうときにインターネットのありがたみを感じます。みなさん、ほんとうにあたたかい。

同じような目に遭って復活させたという方のヒントをもとにして、FTPなるものをダウンロードし、その使い方を覚えることから始めて、なんとか自力で古いデータが「存在する」ことを確認できたときには、安心のあまり号泣です。

とはいえ、それを自力で復元することまでは到底無理そうでした。つてをたより、プロフェッショナルな方々のお力により、無事、9月末までのデータを何とか元に戻すことができました…。それが土曜日、9日のことです。私にとっては、救命医に匹敵する方々です。おおげさではなく。ものすごく高度な(と私には見える)専門知識と技術でお助け下さったみなさま、あたたかいことばをお寄せくださった方々、念の念の念のためにバックアップをダウンロードして備えてくださったHP構築の担当者の方々、ほんとうにありがとうございました。

結局、ほぼ一週間、この作業にかかずらうことに。同時にこの時期には仕事の上での手ひどい裏切りが発覚し、ダメージがきつかった……。その間の仕事の遅れを必死に取り戻しております。人の道に背くようなことをしても、必ずしかるべき天誅が下ります。私と私の仕事仲間は自分たちのやるべきことに集中します。彼らの足元にも及ばない高いレベルのものを創って極上の幸福を味わう、これがいちばんのリベンジになると思っています。

(写真はすべて寺家町です。深呼吸しにいくのにもっともふさわしい場所のひとつ)

 

 

 

熱海の土砂流は恐ろしい災害ですね…。泥の津波が、上からものすごいスピードで押し流されてくる。驚く時間もないほどのあっという間。

巻き込まれて犠牲になられた方々のご冥福をお祈り申し上げるとともに、ご家族にお悔やみを申し上げます。家を流され、今も避難されている方々の不安はいかばかりかと拝察いたします。コロナの不安も広がる時期、一日も早く復旧がなされますようにお祈り申し上げます。

 

来日したセルビア選手団からまたひとり羽田で陽性判明。残りの選手は富山県で合宿とのこと。善意あふれる富山の受け入れ先の方々の複雑な不安、内心のパニックはいかばかりでしょうか。なぜこんな明らかなリスクをわざわざ広げてまでオリンピックを開催しなくてはならないのか。納得できる説明がまったくなされず、一般の国民側に度を越した犠牲ばかり強いられることに、怒りさえ覚えます。

 

連日の大雨続きで日照時間も少なく、心身の不調を覚える方も多いのではないかと思います。私も連日締め切りの時期で、こもって一日一社の原稿アップという日が続いて疲れが出てきました。大きな仕事も気になりながら追いつかず。遠くを見ると情けなくなり自己嫌悪に陥りますが、まずは目の前のことに一つずつ没頭していきます。「片づける」という意識があるとミスを出すのです(深く反省、自戒)。

 

こちも好きなウォーキングコース。

中華街~元町~山下公園あたり~関内~みなとみらい、でだいたい1時間ちょっと。途中お茶したりなんだりしているともっとかな。

異国情緒があちこちにあふれており、景色のバリエーションが豊かなので飽きません。

こういう壮麗な建物が店舗になっていたり資料館になっていたり。

チューダー建築っぽい。

よく見るとものすごい建築なんだけど、さりげなく街のなかに溶け込んでいるところがまた味わい深い。

ライトアップされるとまた美しいのですが、あえて逆光でシルエットのみ。

ブランディングにおいて細部にいたるまで徹底的に気を抜かないということは大前提なのですが、

同時に、細部に至るまで「ウチの世界観はこれなのです!」という強い主張がはりめぐらされていると、それはそれで問題がある。

最初はすごいな!と感動するのですが、その後は、なんというか、あまりの主張の強さにおなかいっぱいになるのです。

ある程度、第三者を巻き込めるようなイノセントな余白や静けさがあるほうが、長く付き合える気がします。建物も、商品も、人も。

徹底的にブランディングがなされた形跡のある、とあるホテルと商品ラインナップを見て、そんなことを思いました。「私って、こうなの」という自己規定はほどほどに。笑

このあたりはタイムレスな穏やかさがあり、いつ来ても癒されます。

 

2月のラストスパート、良い一週間をお過ごしください。

Happy Valentine’s Day.

教え子さんたちありがとう。恩返し以上の愛情を返してもらっています。


愛のある寛容な社会になりますように。


透き通った濃いブルーの青空に、白い飛行機が一点(かすかに、おわかりでしょうか)。心なしかスピードもゆったりとして見える。

海外からのゲストもなく、海外へ行く取材もない。代わりに、ズームでは海外の人とより頻繁にやりとりできるし、Clubhouseに入れば市井の人々の英語のおしゃべりが聞こえる。脳内グローバル度はコロナが後押ししたテクノロジーのおかげでかえって広がった。ドメスティックなのかグローバルなのかよくわからない不思議な状況。

「始める」ことのハードルも低くなっている。チャンスがごろごろ転がっているから、逆に何をやらないのか、ストイックに誘惑をスルーし、必要なことを選びきることができる人が、「先」に行くだろう。偏在は必ずしも価値上昇につながらない。

 

昨日はJBpress autograph の原稿のため、21歳、24歳、39歳の男性と、彼らが共通して敬愛する師匠77歳にインタビューさせていただいた。4人それぞれ学ぶことに貪欲で、清潔な印象(人格的に)を与える素敵な方だった。年齢をとわず謙虚に学ぶことを楽しむ人って、まなざしが美しいし、未来に希望を感じさせる。3時間もかかったけれど、後味のすがすがしいインタビューだった。

77歳でも常に社会に心を開いて新しいことを謙虚に学び続けている人は、孫くらいの年頃の人からも慕われ、教えを請われる。リスペクト。

80歳でもわきまえてない人に限って、自分が理解できないことをたなにあげて、わきまえろなどと言う。

Know Your Place.

あの世代の支配層の方たちは意識すらせずそうやって思うがままにふるまってきたのかもしれない。それを指導力と取り違えて。

一方、昨日話した77歳のように、10代とフラットに実のある会話ができて慕われる人もいる。日々の心がけ次第で、老害にならないことだってできるのだ。

閉塞して見える時代にも希望の種を見つけて過ごしていけることは、ほんとうにありがたい。

 

 

 

あけましておめでとうございます。

 

旧年中のあたたかいご交誼に心より感謝申し上げます。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

初詣を終えるとちょうど初日の出。青い空にひときわ光り輝いて見えました。

 


西側の空には、ほぼ満月が残っています。マレフィセント味のある木々の間に、うっすらと月が見えています。なにがあろうと淡々と上り、また上るために静かに沈む。

みなさまの2021年がお健やかでお幸せに満ちた年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。

先日のイブニングセミナーにご参加くださった方の中に、占星術師の青島ひかりさんがいらっしゃいました。

ブログで、このような感想を書いてくださっています。リンクはこちら

 

占星術の視点から見て、これから200年は風の時代になる、と。星の巡りと社会、とりわけファッションに見られる新時代の兆候がリンクしているというのは非常に心強いです。

 

 

昨日の仕事で久々に訪れたシェラトン都ホテル。庭園のライトアップが美しかったです。

来年早々のイタリアフェアに向けて、始動しております。仕事の成否はひとえに人とのご縁にかかっていることを実感すると、世の中のひとつひとつの現象の背後に膨大な網の目のような人のネットワークがあることに想像が及びます。SNSで「人の断捨離」という言葉をちらっと目にしてなんだか胸が痛んだのですが、合わないと思えばそっと距離を置けばよいだけで、なにもモノのように断捨離宣言することはないのでは。よほど毒の強い関係だったら別ですが。思わぬご縁が、忘れたころに活かされる、ということは少なくないのですよ。

集英社クオータリー「kotoba」2021 winter 本日発売です。

連載「スポーツとファッション」第4回は、「アスリートによる大胆な政治的主張」です。

 

まるまる6頁。8000字くらいの長めの論考ですが、デリケートな問題をできるだけ丁寧に扱ってみました。よろしかったらご覧くださいませ。

 

 (Click to amazon)    特集は、司馬遼太郎。ファンは必読です。

 

 

 

以下、恒例の「季節の写真」集。笑 今の季節の高輪の日本庭園です。

グランドプリンス高輪のティーラウンジからの鑑賞+散策がおすすめ。

四季それぞれに違う顔。

角度によっても来るたびに違う顔を見せてくれるのが自然のいいところ。

もう冬ですね。2020年のラストスパート、くれぐれもお気をつけてお健やかにお過ごしください。