Begin 名物連載「ナウのれん」。100回記念ということで、ネタとして登場すべく?!ゲストとしてお招きいただきました。本誌が発売になりましたので、この裏ルポも解禁です。実は記憶が生々しいうちにと、お招きいただいた翌日の11月6日にすでに書き上げておりました。4回シリーズでお届けします。今日から4夜、20:00時に自動的に公開されます。

さて。取材が行われたのは11月5日土曜日。特別拡大バージョンのための取材スケジュールは次の通り。金森編集長、担当編集者の市川さん、いであつしさん、綿谷画伯の4名は、早朝から高尾山に山登りしたあと温泉につかり、その後さらに電車に乗って三軒茶屋まで来て食材の買い物、それを抱えてレンタルキッチンでそれぞれが2品ずつ料理を作り、さらに最後は高円寺の尼僧バーで一日を締めくくる。相当、ハードなスケジュールですね。

私はレンタルキッチンからの参加です。4名それぞれが、「シャンパンとのマリアージュ」をテーマに料理を作ります。私はそれを味見してコメントする……という役回りです。

なぜにシャンパンとのマリアージュかといえば、シャンパンと餃子のマリアージュをルポした回をふまえているわけですが、「中野香織はビールを飲まない。シャンパンと白ワインしか飲まない」という都市伝説(?)がまことしやかに出回っているからでもあるらしい。いや、ビールも飲むし、学生との飲み会では居酒屋のなんでもありコースだし(こういうときは生ビールとハイボール)。世間のイメージというのはかくもいい加減に作られるもんです。

世間のイメージといえば、数年前に「ナウのれん」忘年会に参加したときにドロンジョ系のコスプレをしていったことがあり、それ以来完全にそっち系の人と誤解されがちでした。今回はそれを裏切るよい機会と思いましたので、メイド服で参加してみました。

メイドなのに働かないし従順じゃない。シャンパンを飲みながら男子4人の働きぶりを鑑賞しつつあーだこーだと上から目線で批評する黒メイドというわけですね。

さて、4人がキッチンのなかでさっそく料理にとりかかります。4人が協働して前菜からメイン2種、デザートまでのコースメニューをつくる……という発想はまるでなく、めいめいが勝手に、「シャンパンとのマリアージュ」にふさわしい料理を考え、どれが一番おいしいのか競うというのがこのセッションのテーマ。

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このキッチンの火力はきわめて強力です。「これならチャーハンを作ればよかった」と言いながらなぜかうどんをゆでているいでさんと、その隣でシンプルなおつまみを手早くしあげていく綿谷画伯。

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アスパラのしたごしらえを丁寧に進めていく金森編集長。根のほうも柔らかく仕上がるようにと表面をピーリングしていらっしゃいます。かなり本格的。begin-14
市川さんは大きな肉の塊を手慣れた様子で転がし、焼き目をつけていらっしゃいます。日頃から料理していると見える安定の手つき。次第に集中してくると口数も少なくなっていく4人。それぞれが「ゾーン」に入っているのか、緊張感も漂ってきます。このころになると、さまざまな料理が仕上がっていく過程で立ち上る香りがまざりあい、調理で生まれる熱もよい感じで空気を満たしていきます。

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待っている間も退屈しないように、おつまみを用意してくださる金森編集長のこまやかなお気遣い。高尾山や温泉の話を聞きながらシャンパンをグラスに2杯ほど飲んだところで、次々と料理が仕上がってきます。

いちばん早かったのが、綿谷画伯の「餃子の皮のピザ」。begin-3begin-16

ピザの台を餃子の皮で代用してあるのですね。下はチーズに海苔がかかっているバージョン。意外とシャンパンにあうし、美味しい。なによりも早い!begin-18綿谷画伯のもう一品は、マッシュルームと魚介のアヒージョ。手前のフライパンの料理です。こちらも手早く仕上げてくださり、あつあつを美味しくいただきました。ピザもアヒージョもイタリア料理系なので、シャンパンとの相性もばっちりですね。

手早く、手堅く、軽やかに器用仕事をして、外さず確実におもてなし。これが綿谷画伯流ですね。(念のため:器用仕事とはブリコラージュのことで、なければあるもので代用するという人間の智恵。ピザ台の代わりに餃子の皮を使うという工夫がよかった。「餃子ルポ」の回に対するオマージュにもなっているし)

そして次、アヒージョのフライパンの横に「どうぞ!」と料理を出してきたのは市川さんでした。その料理とは……

次回へ続く。明日の20:00をお楽しみに。
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Begin 2017年2月号 本日発売です。begin-2017-2

綿谷画伯&いであつし文豪による連載「ナウのれん」が100回目を迎えました。

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100回記念の拡大版に、ゲストとしてお招きいただきました。「中野香織シェンシェー」キャラとして登場しております。

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全容はぜひぜひ本誌をご購入のうえ、ご笑覧くださいませ。なかなか笑えます。

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それにしても、彼らから見た「中野シェンシェー」キャラと、自分の実態が相当違う気がしております。キャラなのでおもしろくおかしくデフォルメされてはいることはわかってますが。

まあ今回はこのようなキャラクターということで。それに合った(合ってるのか?!)コスプレしてますしね。

自己イメージは世間のイメージとずれているものだということをあらためて自覚しました。そういえば私のデビューはルポライター。(メキシコの旅ルポを19歳で敢行。)こういうレアな体験は、自分の言葉で書きたくてうずうずするのです。本誌が発売になったので、裏ルポも解禁。今日の夜から4回シリーズで、ゲストの目から見た「裏ルポ」をお届けしますね!
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日刊工業新聞から取材を受けました。大学時代のこと、その後のキャリアについて、仕事の哲学など。13日、青山カフェラントマンにて。

同新聞社の記者、六笠友和さんに取材していただきました。ご縁をつないでくれたのは、国際日本学部第三期生(卒業生)で、現在、同新聞社に勤めている月岡亜梨沙さんでした。

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思わぬ久々の再会に喜ぶ! 私の教えを、こっちが忘れかけていたことまでしっかり覚えていてくれて、とてもうれしかったです。「カオリズム」(笑)と一期生によって呼ばれるようになったマインドの持ち方は、女子学生のほうが覚えていてくれることが多いようです。確かな手ごたえとともに生きるために、自立し、人と運を味方にしていく行動と表現の心構え、みたいなもの(主に私の痛恨の失敗の数々から導かれていますが(^^;))。OBOG会では、これを覚えている学生に、逆に思い出させられます。

 

記事は来年1月早々に掲載とのこと。楽しみにしています。

 

 

国際日本学部の話ついでに。2016プレゼミ(小人数の教養講座)、一年間がんばりましたおつかれさま!の打ち上げの模様。国際ニュースとプレゼンテーションの技法、そして映画の見方を学んだ今年のプレゼミも活気があふれすぎるほどで、毎回、うるさいくらいの発言が飛びかい、笑いが絶えず、発見が多々ありました。濃い時間のなかで築いた絆のご縁は末長く続く…… でしょう。

中野駅前の「とり鉄」にて。12-13-10

15日付朝日新聞夕刊ファッション面「私にフィット 楽しむオーダー」という記事で取材を受け、コメントが掲載されております。ご笑覧くださいませ。asahi-order-2asahi-order-1

 Precious 2017年1月号 発売中です。

別冊「ゲラン 美学の結晶『オーキデアンペリアル』洗練の美肌伝説」がついています。今年の連載「輝き続ける女性たち10人の美の秘密」をまとめた小冊子です。

光栄にも第2回目に登場させていただきました。今回の冊子にも収録されています。

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(リスペクトしてやまないデザイナー、芦田多恵さんも10回めに登場!! ご一緒できるのはたいへん光栄です)

それぞれの方のお話をあらためてじっくり読んでみて、ひとりひとりの考え方に感銘を受けました。「人生は一期一会と申しますが、舞台も同じ。同じ舞台は二度とありません」(尾上紫)。「画面に映らない部分でどう生きるかが勝負」(安藤優子)。「奇跡と思われることも、実は積み重ねと選択の結果なんですよね。選んで選ばされて今があり、さらにその先に、自ずと未来が広がっていく」(村治佳織)。「散らしの美、崩しの美、墨でにじんだりかすれたり……書にはさまざまな美があって、美しさは『きれいに整っている』だけとは違うのです」(木下真理子)などなど。

美人のカテゴリーにも入らない私などがこんなところに登場するのは場違いな気もしますが、仕事を(途中の困難や試行錯誤も含めて)ひたすら楽しんできたことで選んでいただいたものと受け取っています。まだまだ修行の途中で、大成する気配はまったくありませんが、誰かに喜んでいただけるような成果を、ひとつひとつ、積み重ねていくことができれば幸いです。ちょっとこっぱずかしいところもありますが、お手に取る機会がありましたら、ご笑覧くださいませ。

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Begin 名物連載「ナウのれん」が連載100回を迎えるとのこと。記念すべき特別拡大回のネタになるべく?!ゲストとしてお招きいただきました。

begin-36左から編集担当の市川さん、編集長の金森さん、いであつしさん、綿谷画伯。

とてもゼイタクで、ありがたき体験の数々をさせていただきました。光栄でした。ありがとうございます。

詳しくは12月発売の2017年2月号「Begin」で。どんなルポになるのでしょうか。いでさん&綿谷画伯による記事が公になったあと、私の視点から見た「裏ルポ」も公開しますね。いくつかの視点があることでいっそう面白くなるのではないかと思います。

begin-24あらためて、連載100回達成、おめでとうございます!

 

25ans 9月号 発売です。

特集「エリザベス女王、90年の麗しき日々」において、巻頭言「エリザベス女王が敬愛される理由」を語っております。

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この特集は、イギリスファン、クイニー(Queeny)ファンにとっては、必携の永久保存版です。8ページにわたり、美しい写真を中心に、エリザベス女王の90年の軌跡がまとめられています。ぜひ、ご覧くださいませ。

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J Wave 葉加瀬太郎さんの番組ANA World Air Current にゲストとしてお招きいただきました。

テーマは、ロンドン、スーツ、ジェントルマン。ロンドンSW地区に住んで10年になるというスーツ好きの葉加瀬さんならではのエピソードを聞くことができて、楽しい対談になりました。とりわけ実際に参加されたというロイヤルアスコット、間近でご覧になったエリザベス女王のエピソードはは面白かったです。

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この日は収録だけで、放送は秋になるとのことです。

本日付の読売新聞(全国版)夕刊2面に、『紳士の名品50』が大きく掲載されました。

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今回の撮影にご協力くださったのは、ヴァルカナイズロンドン南青山店です。

ありがとうございました。

 

 

6.15 公開講座「時代を導く男性像とモード」の模様を取材してくださったDress Up Menさんによる記事がアップされました。

こちらです。自分としては恥ずかしいところも多々ありますが、認めたくない欠点も受け入れて、それが気にならないくらいの芸風(?)をみがいていかねばと思っております…。

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公開講座にご参加くださいましたみなさま、Dress Up Menスタッフのみなさま、あらためてありがとうございました。

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