
絶賛コメントに参加しました。「ふたりの女王 メアリーとエリザベス」(Mary of Scots)。上の写真はマーゴット・ロビーですよ。白塗りメイクでここまでやる。あっぱれ。
その他の方々のコメントはこちらにも。
英国女王映画シリーズについては、3月3日(日)、J-Wave across the sky で10分ほど玄理さんと語ります。11:30~11:40。タイミング合えば聴いてくださいね。
絶賛コメントに参加しました。「ふたりの女王 メアリーとエリザベス」(Mary of Scots)。上の写真はマーゴット・ロビーですよ。白塗りメイクでここまでやる。あっぱれ。
その他の方々のコメントはこちらにも。
英国女王映画シリーズについては、3月3日(日)、J-Wave across the sky で10分ほど玄理さんと語ります。11:30~11:40。タイミング合えば聴いてくださいね。
昨日の読売新聞夕刊に、脱ハイヒールのムーブメントに関する記事が掲載されました。コメントを寄せています。
ハイヒールに関しては一冊本が書けそうなほどおもしろネタがたくさんあります。
たとえば17世紀のヨーロッパの宮廷では、男性も女性もヒール靴を履いていましたが、爵位によって高さが決められていたんですよね。爵位が高いほど高い靴がはける。
どことなく「権威」性を帯びているのはそんな歴史があったこととも無関係ではありません。
そうそう、忘れかけていましたが、ハイヒールの取材で思い出したことがある。8か月前、NHKの「なんとかちゃんに叱られる」とかいう番組の制作者から、ハイヒールの疑問について答えてくださいという出演打診がありました。
OKしたまではよかったのですが、収録先に関し、先方のご希望に添えませんでした。背景に本がたくさん並んでいる大学の研究室のような「お仕事場」をご希望でしたが、私はすでに大学を離れていたので、そんな場所は知らない。代わりに、現在の仕事で関わっているホテルのラウンジやスイートルームはいかがかとご提案しましたが、それでは「ほしい絵」(=知識のある人が働いている場所?)にならない。ということでお流れになりました。
ハイヒールを実際に履いてみて、before とafter の姿勢の違いを解説するのにふさわしい場所はまさしくホテルのほうなんだけどなあと思いながら、まあきっとふさわしい「本がたくさん並んでいる研究室つきの大学の先生」の解説者を見つけられたことと思います。
私はテレビを見ないので、この番組がどういう番組かよくわかってませんし、その後、フォローもしていないのでハイヒールの話題がどのように報じられたのかも知りません。ただ、製作者が視聴者に与えたいイメージというのは、背景とセットにして恣意的に作られるのだなということがあらためてよくわかった経験でもありました。研究者=本がたくさん、というイメージも、21世紀が進んだ今となっては古いんだけどね。
J-Wave / Across The Sky 内 「DIANA Shoes NEW LOOK」に生出演します。
3月3日(日) 11:30~11:40 ナヴィゲーター 玄理さん
テーマは「女王を描いた映画」のムーブメント
最近続々公開される「女王映画」。その見どころを、ファッション&映画好きな玄理さんと語りますよ。この番組には年末にもお招きいただき、ヴィヴィアン映画について話をさせていただきました(そういえばヴィヴィアンも「女王」ですね)。再びお招きいただき、とても光栄です。
私自身がとても楽しみにしています。もしラジオのお近くにいらしたら聴いてくださいね。
並べてみて気づきましたが、スチュアート朝は、処刑されたスコットランド女王メアリの息子に始まり、合計17回も妊娠しながらすべての子どもに先立たれたアン女王で終わるのですね。9人の子供ばかりか40人の孫、37人の曾孫に恵まれたヴィクトリア女王も、最後は壮絶な孤独と闘った。なんだか切ない女王たちの運命は、すべての女性にとって「他人ごとではない」ところもあるのですよね。
「ヴィクトリア女王 最期の秘密」。ヒューマントラストシネマにて鑑賞。
Queen Victoria: Everyone I love has died and I just go on and on. What is the point?
Abdul Karim: Service, Your Majesty. We are here for a greater purpose.
ジュディ・デンチが「ジョン・ブラウン」の映画に続き、ヴィクトリア女王を演じてはまり役。身体にガタがきて、退屈し、孤独を抱えながら延々と長生きしているだけ(という演出)の女王に、再び生気を与えたのが、インドから来た一人の召使。女王が長身のイケメン好きというのは10代のころからかわっていないのだな。笑
当時のインドの様子、宮廷のばかばかしいくらいの序列やしきたりなどが生々しく、でも壮麗に、どこか滑稽に描かれていて、まったく飽きさせず、すばらしい。女王をとりまく周囲の人々の反応やセリフもおもしろく、眼福を与えながら終始笑わせ泣かせてくれる。最後はじわじわあたたかさが心に広がる。
観終って劇場を出たら、なんとおそろしくタイムリーなことに、続々封切される「女王映画」について語るお仕事の依頼が舞い込みましたよ。放送時間など近日中にお知らせします。
GQの名物編集長であられる鈴木正文さんの古希祝い会が、鈴木さんのお誕生日(ヴァレンタインデー)前夜におこなわれました。レクサス南青山にて。
バースデーケーキの奥にはなぜかレオンが見えますが。笑 この日は壁を越えて? あらゆるメンズライフスタイル誌の編集長たちがお祝いに駆けつけておりました。70歳でなお現役バリバリの編集長というのは、編集者を天職として考える人たちの、ひとつの理想的なロールモデルなのですよね。
あの方もこの方も、さらにあの方まで! ということでメンズライフスタイル誌の業界あげての祝賀会のような和気あいあいとした雰囲気でした。100名もの参加者がいらしたそうです。上はケーキのだるまに目を入れる鈴木編集長。
上の写真、左は司会のハリー杉山くん。ファッションセンスはもちろんのこと、トークのセンスもいい。
将棋の佐藤天彦名人もお祝いにかけつけました。鈴木編集長はコレクション(の待ち時間)が退屈なときフロントロウでスマホ将棋をしているそうですよ。笑 この日の天彦名人はいつものアン・ドゥームルメステールではなくお仕立てのスーツ。アルバートチェーンまでばっちり決まってました。
左から、ハリー杉山くん、PRの廣見さん、鈴木編集長、中野、ゲーテの島田さん、レオン編集長の石井さん。
鈴木編集長には、ENGINE時代、それ以前のNAVI時代から、折に触れお仕事の機会を与えていただきました。ものの見方を教えていただいた恩師でもあります。栗野宏文さん、河毛俊作さんも含めた、20年ほど前の濃ゆい座談会の一部は本サイトのアーカイブにもアップしておりますよ。それにしても当時よりも若々しく進化している編集長なのでした。次は喜寿祝い!?までぜひ現役でご活躍いただきたいものです。あらためて、古希おめでとうございます。主催者の方々、素敵なパーティーを企画していただき、ありがとうございました。
昨日9日付の日本経済新聞夕刊連載「モードは語る」です。
ファッションブランドのロゴが続々変更されていることをきっかけに、ファッションにおける「新しさ」を考えてみました。答えはありませんが。「新しさ」を生むことがかつてないほど困難な時代なのではないかと思います。
diet_pradaのアカウント管理人には、インスタグラムのメッセージを通して投稿写真掲載のご快諾をいただきました。ありがとうございました。痛快な投稿を今後も楽しみにしています。
☆☆☆☆☆
「モードは語る」は第24回目、丸2年をなんとか務めました。感謝。来月からは3年目に入ります。
以下は、今週のTwitter @kaorimode1 投稿から。
モードの変化は社会の変化に先行してきました。ジェンダーなど別にMF/LGBTQのどこかに同定する必要もなく、どうでもいいじゃないかという時代がくるかもしれません。Gender Nonconformingの動きはすでにありますね。
金曜夜はTable 9 Tokyo でおこなわれたジャズシンガーの青木カレンさんのディナーショーに伺いました。Valentine Dinner & Jazz Night.
低音がとりわけ美しいカレンさんのパフォーマンスにうっとり。
この日のために考えられたコースのお料理はどの皿もとてもおいしく、堪能しました。上の写真はメインの牛フィレ バローロワインのソース。
上は、カレンさんのオリジナル曲の歌詞からイメージされたデザート。アップルシュトローデルとマスカルポーネのアイス。
演奏終了後、カレンさんと記念写真。カレンさんとお会いするのは、2~3年ぶりくらい、二度目ですが、変わらず可憐(おやじギャグではないですが?) 左はご一緒していただいたレジーナ・ロマンティコのデザイナーにして社長、角野元美さんです。ますます情熱的に、魂に率直に行動して躍進中で、ポジティブで美しいエネルギーのおすそわけをいただきました。
Table 9 Tokyo オリジナルのチョコレート。9種類、すべて個性的な味。Table 9の象徴です。
今はパートナーと葉山に住んでいらっしゃる元美さんからは、鎌倉欧林洞の銘菓、パトロンをおみやげにいただきました。乾燥する季節だからとジョン・マスターズのボディバームもさりげなく一緒に。いつもながら、フェミニンできめ細やかなお心遣いに感激します。
おしゃれな男性のおひとりさまゲストも多かったな。それぞれのペースで楽しんでいらして、そんなマチュアな雰囲気がTable 9 にふさわしく、すてきな夜でした。カレンさん、元美さん、スタッフのみなさま、ありがとうございました。
I wishes you and your loved ones a lucky, healthy and prosperous New Year!
さて、春節には、イギリスのクラシック・ラグジュアリーブランドであるアスプレイのティーパーティーにお招きいただきました。銀座サンモトヤマにて。
Aspreyは1781年創業のイギリスのラグジュアリーブランド。王室御用達です。メーガン妃が結婚披露宴のときにつけていたアクアマリンの指輪も、もとはダイアナ妃がつけていたものですが、アスプレイ製でしたね。
陶器、バッグ、ジュエリー、香水、布製品、インテリア小物などなんでも作っています。フランスにエルメスがあるように、イギリスにアスプレイがある、と喩えたらわかりやすいでしょうか? 贈り物をもらう瞬間、エルメスのオレンジの箱にときめくように、アスプレイのパープルの箱にときめくという感じ。
上の写真、ウェルカムシャンパンから、アスプレイならではのシャンパングラスに。内側が金で塗られているのですが、ずっと冷たいままで、泡が消えにくいのです。
アスプレイジャパンの社長を15年もつとめる中村之夫さま直々のプレゼンテーションにより、アスプレイの歴史やイギリスの工房の様子などを学びます。
新作のバッグを手に取ってじっくり解説を聴きながら撮影会。
ジュエリーもひとつひとつが芸術品クラスなのですが、たとえば上は「カオス」というシリーズ。石のひとつひとつ、大きさも種類も違うんですが、全体としてブルー系でまとまっている印象になる。イギリスの多文化主義を象徴するシリーズだそうです。
シルバーウエアも茶目っ気たっぷりで楽しい。ロケット型のカクテルシェイカーはすでに有名ですが、上は、ピッグの貯金箱。
こちらは、エッグスタンド。リアルなひよこの脚がついています。こういうのに入ったゆでたまごは、正装した執事にもってきてほしいところですよね。(どこにおるんや……笑)
「カオス」のブルーネックレスの臨時モデルになっておりますよ。ひよこエッグスタンドのアンバサダーのほうが似合っておりますが。
リッツカールトンで使われているのがアスプレイのアメニティですね。高級感とさわやかさとセクシーさ、すべて備えた、深呼吸したくなるような香りです。中央、フレグランスのボトル部分がギザギザになっているのですが、ここでマッチをすると火を起こすことができるのだそうです。ジェームズ・ボンドがそうやって葉巻に火をつけるとキマリそう?
中村社長のビジネスの現場のお話から、知らなかったイギリス文化のことも学ぶことができて、たいへん楽しい春節のお茶会でした。ありがとうございました。
春分の日はとてもあたたかな大安でしたね。私も原稿を2本、仕上げたほか、新しいチャンスをいくつかいただいた、春のスタートにふさわしい日になりました。機会を活かすも殺すも自分次第なので、万全の備えで臨みたいと思います。
さて、先日、ザ・プリンスパークタワー東京のご協力のもとに撮影が無事終了したNHK World Kawaii International 記念すべき第100回、ロリータスペシャルの回の放映が以下のように決まりました。
<放送タイトルと日時>
放送回:#100『Forever Young ~A Love Letter to Lolita~』 本放送:2月8日(金)9:30,15:30,22:30,27:30 (28分番組) 再放送:2月22日(金)9:30,15:30,22:30,27:30 ※世界各国の時差対応で1日に4回放送されます ※上記の時間は全て日本時間です
<放送の視聴について>
NHK World(※海外向けのNHKチャンネル、全編英語放送)における ライブストリーミング放送で日本でも視聴が可能です。 NHK Worldホームページ・・・http://www3.nhk.or.jp/nhkworld/index.html 国内ではオンラインでのストリーミング視聴が可能となっておりますので、 放送時間に上記URLにアクセス頂き、サイト右上の「Live」という部分を クリックして頂ければご視聴頂けます。 Live配信ページ・・・https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/live/ 上記のURL先からですと直接Live配信ページに行くことが可能です。
自分でなかなか見る気もしませんが、万一、お気づきの点あれば、今後のためにご教示いただけますと幸いでございます。
週末に原稿ネタとして読んだ本。ヴァレリー・スティール編集の”Pink: The History of Punk, Pretty, Powerful Color”. ピンクという色について徹底的に考察したビジュアル本。いやもう見ているだけで気分が春になりました。日本におけるピンクの扱いもまるまる一章あって、楽しい本でした。どこにどのように書こうか、思案中です。
続々公開されるファッションデザイナー映画について、コメントしました。読売新聞1月25日夕刊です。
一昨年あたりから、この波は続いていますね。私がいちばん見たいと思うドキュメンタリーは、LVMHトップのベルナール・アルノー氏の映画。まあ、撮らせないでしょうけれど……。
女王映画続々、という特集もやってほしいな。
読売新聞夕刊連載「スタイルアイコン」。
1日付では、マリア・カラスについて書きました。
50年代~60年代の社交界スタイルというのは、非の打ちどころなきエレガンスの世界ですね。ディオール、サンローランの全盛期のスタイル。写真のカラスもため息がでるほど完璧です。