Works / 仕事 prevnext 完璧な古典 2013年3月20日「クロワッサン プレミアム」5月号Book 欄でインタビューを受けました。「二十歳の頃に読んだ本」。機会がありましたら、ご笑覧ください。 2013年3月20日/2 コメント/作成者: Kaori http://www.kaori-nakano.com/wp-content/uploads/2021/06/logo-1.png 0 0 Kaori http://www.kaori-nakano.com/wp-content/uploads/2021/06/logo-1.png Kaori2013-03-20 15:34:182013-03-20 15:34:18完璧な古典
アラベスク says: 2013年3月21日 - 11:53 PM 中野様 こんにちは。 本日、銀座教文堂書店にかけつけて、岩波文庫(中村融訳)を 買ってきたところです。 ロードショーを前に原作を読み直しています。 2週間前から読んでいるのは、新潮文庫(木村浩訳)。 でも懐かしいのは “幸福な家庭はみないちように…”で始まる訳なので 図書館で捜します。 若い時はドストエフスキーの方が面白く感じましたが、 『アンナ・カレーニナ』は年齢を重ねて初めて理解できるような気がします。 今回読み返して、トルストイの詩的な表現が印象に残りました。 “古典とは、『今読んでいるところですとはいえなくて』、 『今読み返しているところです』と言わざるを得ない本である。” イタロ・カルヴィーノの名言で鹿島茂氏の文章で知りました。 中野さんのご紹介はこのタイミングで“完璧な選択”です。 冬のソチオリンピックでは 『アンナ・カレーニナ』の映画音楽が 女子フィギュア選手で使われるかなあと 勝手に想像しています。 返信
kaori says: 2013年3月22日 - 6:24 AM >アラベスク様 心強いコメントをありがとうございます。 ほんと、「読み返しています」と言わざるをえないのですが、忘却力がすごくて(笑)、 初めて読んでる感も強かったりして。 今年はロシア文学、きますね。 あの骨太な、本質がっつり、という感触が、 私としてはいまよりどころにしたい心の支柱です。 返信
中野様
こんにちは。
本日、銀座教文堂書店にかけつけて、岩波文庫(中村融訳)を
買ってきたところです。
ロードショーを前に原作を読み直しています。
2週間前から読んでいるのは、新潮文庫(木村浩訳)。
でも懐かしいのは
“幸福な家庭はみないちように…”で始まる訳なので
図書館で捜します。
若い時はドストエフスキーの方が面白く感じましたが、
『アンナ・カレーニナ』は年齢を重ねて初めて理解できるような気がします。
今回読み返して、トルストイの詩的な表現が印象に残りました。
“古典とは、『今読んでいるところですとはいえなくて』、
『今読み返しているところです』と言わざるを得ない本である。”
イタロ・カルヴィーノの名言で鹿島茂氏の文章で知りました。
中野さんのご紹介はこのタイミングで“完璧な選択”です。
冬のソチオリンピックでは
『アンナ・カレーニナ』の映画音楽が
女子フィギュア選手で使われるかなあと
勝手に想像しています。
>アラベスク様
心強いコメントをありがとうございます。
ほんと、「読み返しています」と言わざるをえないのですが、忘却力がすごくて(笑)、
初めて読んでる感も強かったりして。
今年はロシア文学、きますね。
あの骨太な、本質がっつり、という感触が、
私としてはいまよりどころにしたい心の支柱です。