BLBG社長の田窪寿保さんをお招きし、英国のラグジュアリービジネスをテーマにお話しいただきました。

ブランディング、ラグジュアリー・マーケティング、イギリス人とのビジネス、アントレプレナーシップ、英国らしさとは、ジェントルマンとは、アメリカとの違い……などなど、イギリスとのビジネス最前線の現場のなかから見えてくるお話は、たいへん興味深いものでした。

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・ブランディングにおける「落差」の生かし方と「ルール」を貫くことによる差別化

・常識を疑い、常識の「逆」を行くことがブランディングの基本
    →Virginが恐竜のようなBritish Airwaysに対抗するためにとった戦略は、飛行機での旅をエンターテイメント化する、という無茶苦茶な発想だった。
  →フォックスの傘は、「閉じると美しい」。傘の常識の逆を行って勝利
・需要があるときにこそ「絞る」ことの重要性。売れるときに売れ、では長生きはできない。
  →スマイソンは、ロンドンオリンピックの時、店舗を閉めていた!
 
・「本当に好きなものを言うこと」の重要性(いかに「変わってる」かが大事)

→イギリス人社会にはいじめがない。だれもが「変わってる」ことを尊重するから。
・「クラブ」に入ると「話が早く」なること
・「本物のジェントルマン」は、(サムライのように)今では姿・形がなく、心の中にあり、自分なりのルールをもっていること
・Nobody is perfect. 完璧なモノはないが、あなたの愛情によって、完璧になる…という発想もあり
・言い訳のない人生を送るためにどうすべきかということ
・ピンチのときにはブレーキではなく、アクセルを踏め
・ロジックを鍛えろ。海外ビジネスで「土下座」は通用しない。

などなど、就活生にも、参考になること多々。

究極のブランディングの目標は、「代名詞」になること。
旅行鞄=グローブトロッター、カステラ=文明堂、みたいに。
そのための「自分軸」と「時間軸」をつくることが重要、と。

さらに、「自転車操業」=「たえず新しい冒険を仕掛け続けていくこと」の必要性も。
ビジネスの現場の話はやはり生々しくて刺激的です。人としてどうありたいかという話としても響いてくる。
私がいちばん楽しませていただいたかも^_^;

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