2014年12月21日
20日(土)におこなわれた、明治大学商学部主催の国際シンポジウム。
土曜日の午後にもかかわらず、大勢の立ち見の方まで出るほどの大盛況で、主催者が驚くほど。
FITの川村由仁夜先生による、社会学から見た最新のニューヨークファッション事情のご講演、尾原蓉子先生の最近の主にアメリカの小売り事業のトレンドに関するご講演、と濃密で刺激的なお話が続いたあと、ちょっとリラックスして笑っていただこうという気持ちもこめて、PRの内幕のほぼすべてを知る東野香代子さんとともにラグジュリーブランドのPR戦略についてのパネルトークをおこないました。MCは商学部准教授の藤田結子先生。
あとからたくさんのメッセージやコメントをいただきました。「衝撃だった」とか「日頃の理不尽の理由がわかってすっきりした」とか「刺激的すぎた」「意外に辛口でどきどきした」とか「笑いっぱなしだった」とか。
小さなコップのなかの大真面目な闘争も、遠く離れて見ればいかに滑稽であることか。コップを大きくするためには、中の人がそれに気づかなくては、という願いもこめたのですが。
最後は、戦略をコピーすることなく、独自の路線で気持ちのいい成功をおさめている日本のファッションブランドをいくつか、ご紹介しました。直接、お話を聞いたり取材したりしたブランドのなかからなので、ほかの多くのご活躍中のブランドのことはふれられずじまいでしたが、なにとぞご寛恕くださいませ。
ご来場くださいましたみなさま、ありがとうございました!
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