「それどころではない」時代であることはよくわかっています。しかし、それはそれ、これはこれ、アイザック・ウォルトンが17世紀、革命のさなかに「釣魚大全」を書いたような気持ちで、淡々とファッションビジネス界のことを書かせていただきます。第二次世界大戦中、「贅沢は敵だ」の時代でさえ、「千總」は職人技術を死守するために「着ることができない」超絶技巧着物を作り続けていました。どんな産業であれ、携わっている多くの人の生活があります。ご寛恕いただけましたら幸いです。
13日に三菱一号館美術館カフェにおいておこなれたミキモトコレクション2015-2016。

今シーズンの目玉は、長いネックレスとタッセルを組み合わせた「Skipping Rope Collection」。なわとびコレクション、ですね。7.13.5留め具で長さを変えられます。揺れるタッセルがなんとも優雅。

中央には、長さ3メートルのパールのなわとびが展示されていました!!! ぐるぐるとスカーフのように巻いて装うのだそうですが…。家が買えそうな価格(◎_◎;)
7.13.4

ちらちらとセクシーにゆれるディナーリング。食事の時って手元に目が行くのですよね。このリングは高い悩殺力を宿しています。7.13.8

そしてチャリティのためのギフトアイテム。7.13.6「ミキモト」からは、ト音記号のピンブローチ。「ミキモト インターナショナル」からはリボンでト音記号を書いたボールペン。売り上げの一部は、アジアン・カルチュラル・カウンシル(ACC)を通じて、アジアの芸術文化の支援に役立てられます。ボールペンは贈りやすい価格でもあります。

今回も高い職人技術に裏付けられた芸術的なコレクションで、眼福でした。ミキモトスタッフのみなさま、ありがとうございました。7.13.9

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