2015年11月5日
3日文化の日に行われた、日仏フレグランス文化財団主催「ル・パルファム」発売記念イベント。
この大著はほんとうにすばらしい。前にも書いたかもしれませんが、見開きで一年分。右側にその年の香水のボトルの写真があり、左側にその年のニュースやファッション、スタイルアイコンとなる女性の紹介があります。それが100年分。届いてすぐに読みたかったので持ち歩き、満員電車のなかで広げていました。監修の地引由美さんに「持ち歩きは想定していなかった」と笑われつつも。わたしにとってはけっこうど真ん中の、ワクワクする本です。このような学術成果をゴージャスな形で世に出してくださった地引さんと、フレグランスジャーナル社さまに心より感謝申し上げます。
イベントでは私も僭越ながら登壇し、「ファッションと香水の蜜月の100年」と題して講演させていただきました。伝説となって売れ続け、語り継がれる香水には共通点があると思っています。各時代を象徴する香水をとりあげ、その時代背景との関わりの中でどう受け取られたかという話をしてまいりました。
日頃愛する香水についてより深く考えることができた充実した文化の日となりました。日仏フレグランス文化財団さまとご来場のみなさま、ありがとうございました。
中野 香織 さま
本書をお褒め頂き、ありがとうございます。そして、当日は素晴らしいご講演をありがとうございました。香水とその時代背景、香りを纏っていた女性達のフアッション…聴衆の皆さまの満足はもとより、香水達も喜んでページから飛び出してくるようなお話でした。名香も語る人がいて、香られ続ければ永遠の命を持ちます。ありがとうございました。
地引由美さま
こちらこそ、こんなすばらしい大著を世に出してくださって、もう嬉しくてうれしくて。
講演の機会までいただいて、心より感謝しています。
香水について、香水好きな方々を前に話すことができるのは、ほんとうに幸せなことでした。
本書がますます多くの読者を得られますよう、応援しています。