” I thank you all for this amazing award tonight. Let us not take this planet for granted. I do not take tonight for granted. ” (By Leonardo DiCaprio, at Oscar Winning Speech)

One day off before starting a hard week.
Visited Fashion Island, New Port Beach, 15 minutes drive from Costa Mesa.FullSizeRender (9)A kind of theme park about American Fashion.

FullSizeRender (13)

Heaven or Hell?FullSizeRender (15)FullSizeRender (12)FullSizeRender (11)

After returning to Hotel, watched Oscar ceremony.  Congratulations to Leo! This was his night.

ca 8
オスカーセレモニーを同じカリフォルニアで(テレビですが)同時刻の夜に見られるというのはなんという幸運。この日は世界中がレオの受賞を待ち、讃えた日、という印象でした。スピーチも貫禄。冒頭に引用しましたが、「この地球環境をあたりまえに与えられたものと思わないようにしましょう。ぼくも今夜のことをあたりまえのものとはせず、とても貴重なものとして大切に守ります」というニュアンスを感じました。もっと若くして受賞していたら、果たしてこれだけのことばが出てきたでしょうか。総立ちで彼を讃えるオーディエンスの表情に、映画業界全体の、レオへの敬意と愛情を感じました。

“When I despair, I remember that all through history the way of truth and love have always won. There have been tyrants and murderers, and for a time, they can seem invincible, but in the end, they always fall. Think of it–always.”
(By Mahatoma Gandhi)

FullSizeRender (1)
Came to Orange County, CA.  To attend the Oscar ceremony.

Joking.

I shall go through some program at University of California Irvine Extension.

大学の研修で、カリフォルニア大学アーバイン校で一週間どっぷり過ごすことになりました。オレンジカウンティあたりは治安の良さにおいてアメリカでもトップクラスだそうで、見た目は品のいい人が多いという印象。親日家も多く、滞在ホテルのそばには日本系スーパー「Mitsuwa」があったりします。およそ日本のスーパーと同じ品ぞろえ。

それにしても広い。今回は同僚8人とともに来ていますが、そのなかの一人、K先生いわく「どこまで行っても自然を征服できないというこの広さに、人は絶望するんじゃないか」

人込みの中の孤独がもたらす絶望とは違う、延々と自然の光景が続き、どう人間ががんばってもこれにはかなわないという絶望。それにも負けず淡々と開発してきたパイオニアのおかげで今があるんですよね。

コスタメサのショッピングモールも、延々と続きます。地図だとすぐですが歩くと20分とか。

ca 4

コスタメサのモールのなかのレストラン、 Hamamori で頼んでみたカリフォルニアロール。海苔が外側に巻かれていないことと、アボガドがポイント。美味。ca 5
同じくHamamori のビーフサラダ。食べても食べても終わらない。

 

 

GQ 4月号発売です。GQ 4

GQ TALKのコーナーに、デイヴィッド・マークス氏による「アメトラ」を、著者インタビューも含めた形で、より詳しく紹介しました。

ご笑覧くださいませ。GQ TALK AMETORA

“It is easily overlooked that what is now called vintage was once brand new.” (By Tony Visconti)

昨年12月におこなわれたヴィンテージクローズ 研究会のことは、一部、フェアファックスのブログにも書きましたが、そこで書けなかったこぼれネタです。時間が経ってしまいましたが、時間の流れに埋もれてしまうよりよいかと思い、書いておきます。

主催の長谷川彰良くんもブログでさらに詳しく紹介していらっしゃいます。こちらです。

彼のブログのなかにも写真がありますが、1700年代の男性服は、たたむと、肩から手首にかけてずっとなだらかに傾斜する曲線になるんです。っていうか、「肩」がない。12.19.2015.16さらに、袖の部分も曲線に仕立てられています。

12.19.2015.17

また、女性のトップス(ブラウスとジャケットを兼ねるような上着)で興味深かったのは、背中に針金状の芯が入っていること。これにより、背筋がぴしっとのびるんですよね。写真は裏返した状態です。背中に縦に入っているのが、堅い芯。この工夫は、つい姿勢悪くなりがちな現代でも、かくれた矯正器具として使えるのでは?などと思いながら往時の美意識と工夫に感心した次第。

12.19.2015.13

ヴィンテージと呼ばれるものも、かつてはその時代の「最新」として世に出てきたんですよね。現代人の「最高」「最新」もやがてヴィンテージになる。いやそれはまだよいほうで、ほとんどは忘却の彼方に追いやられる。

それだからいっそう、そのときどきの「最新」「最高」を世に出そうとしてきた先人の努力にふれるたびに、感動します。そこからなにがしかのメッセージを感じ取って、現代とその先へと伝えていくことが、たぶん歴史家のつとめのひとつ。

 

 

 

“Focus on the journey, not the destination. Joy is found not in finishing an activity but in doing it.” (By Greg Anderson)

「プレシャス」3月号発売中です。

ゲラン オーキデアンペリアル10周年記念「輝きつづける女性たち10人の美の秘密」連載第二回目に登場させていただきました。

たいへん光栄なことでした。precious guerlain

撮影は昨年の12月でした。スタッフのみなさまとの記念写真です。12.9.2015.4ありがとうございました。とても楽しい撮影でした。

「独自のファッション学を確立した」ということで評価していただきました。

逆風にもくさらずやけをおこさず淡々と仕事をしていると、ときどき、ごほうびのようなできごとが降ってきます。感謝♡ おごらず勘違いせず、ひとつひとつのお仕事を通して出会う方々と喜びを共有しながら、さらに着実に結果をお見せできるように仕事をしていきます。