尾原蓉子先生『ファッションビジネス 創造する未来』出版記念ご講演&パーティー。表参道アニヴェルセルにて。
ファッションビジネス界を超えて、錚々たる方々が発起人として名を連ね、続々と挨拶のスピーチ。
元・文科大臣の遠山敦子さん(尾原先生の右)は東大白金寮で尾原先生と同室、58年来の親友だそうです。坂東真理子先生とも久々に再会して嬉しかった!(相変わらずお元気でお忙しいようで、お写真をご一緒する間もなく、お帰りになられましたが)
実績を重ねていらしたからこその、これだけの人望。
確実に、きちんとした仕事を重ねて信用を積み重ねていけば、20年後もさほど悲観することはない、と希望をいただきました。
ファッションジャーナリストの生駒芳子さん(中央)、デザイナーの横森美奈子さん(左)とも久しぶりに再会できて楽しかった!
それにしても、ファッションビジネス業界というのは背広(スーツではなく)族が圧倒的多数なのでした。
この激動の時代には自らが率先してDisruption(システムを崩壊させること)しないと、他者にdisruptされてしまう、という印象的な話が尾原先生の講演のなかにありました。連日、縮小・閉鎖のニュースが報じられるファッションビジネス業界を見てもそう思うし(もうかつてのような隆盛は二度とない、と尾原先生は断言)、自分自身のあり方においても、一部、機能不全を起こしている考え方や行動はディスラプトすることを今日からの課題にしようと決意。同じ壊れるにしても、他者にやられるのではなく、自らが主体になって壊す、というのが重要。壊したあとにどう再建するのかも。
トランプ大統領の誕生は、いま世界中で起きているDisruptionの明快な象徴でもあったのですな。
過激に破壊し、過剰に混沌した20年そこそこの命をまっとうしたシド・ヴィシャスは、思えば命がけのディスラプターだった。
Undermine their pompous authority, reject their moral standards, make anarchy and disorder your trademarks. Cause as much chaos and disruption as possible but don’t let them take you ALIVE. (By Sid Vicious)
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