朝から嬉しいヤマト便が届きました。
監修した本ができました。
内容については、20年前のアメリカの古典の翻訳ということもあり、必ずしもすべて同意しているわけではないところもありますが、著者のモロイの意見を尊重しています。
現在の日本の事情に合う?合わない?と考えさせられるところも含め、読者のみなさんが意識を向けるきっかけになったり、新しい日本のビジネススタンダードが生まれる議論のきっかけになったりしたら、嬉しいですよ。
28日発売ですが、22日の銀座ファクトリエでの講演では、発売日に先駆けて販売します。
さて、人様の本のお手伝いばかりしていて、自著はどうなんだ?と厳しい目を向けられますが。
現在執筆中(書きおろし)の本は「ロイヤルスタイル」、続いて「誰がアパレルを救うのか?(仮)」。前者は3年越しの企画(ごめんなさい)、後者は、長くアカデミアで研究してきたことの集大成を、ビジネスパーソンに向けて発信します。来年くらいになりそうですが、少しでも早くお届けできるよう、すきま時間を惜しんで魂を入れて書いていますので、楽しみに待っていてくださいね。
☆☆☆
唐突で恐縮ですが、インタビューで答えていたりすることは、必ずしも「本当のこと」ではないことがあるんですよね。読者(視聴者)のために、あるいはインタビュアーのために、あるいは誰か大切な人を守るために、シチュエーションに合わせて、サービスで答えていることもある。シャネルにしても、サンローランにしても、そうだったんですよね。「ウソ」を語っているのかというと、それはまた違って、「見方によってはもう一つの真実になりうるもの」というかね。
おそらくあらゆるインタビュー記事において、書かれていること、口にされていることをそのまま心の中の真実とイコールとしてベタに受け止めないほうがいい。そんなもん、やすやすと言えるわけがないですもん。大人の読み方を身につけないとね。
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