ケリング本社とルテシアは徒歩数分の距離にあり、ランチはいったんホテルに帰り、ホテル内の「ル・サンジェルマン」で。
リンクをはったホテルのHPからご覧いただくとその雰囲気の一端を感じていただけるかと思いますが、ステンドグラスの天井からは陽光が降り注いで、豊かで贅沢な空気が広がっています。なんといってもいちばん素敵なのは、地元のお客さま方。おそらくパリの富裕層の方々と思われるのですが、老若男女問わず堂々とした立ち居振る舞いで、魅了されます。
そんななかで、フォーブズの谷本さん、ケリングの鈴木さんと3人でランチをいただきました。料理は当然のように洗練されており(HPの写真参照)、ギャルソンのもてなしぶりも粋で、ザッツ・パリという楽しい時間でした。
(ホテルのHPより。)
今回はパリ観光の時間もないので、移動中の車のなかから撮ったパリ名所。上はオルセー美術館。
説明不要のエッフェル塔。
凱旋門。今度来たときにはくぐりぬけてみたい。
そして忘れてはいけないことがあって、それは、パリ市内至る所に場所を占めているホームレスの方々の問題です。今回の取材対象がラグジュアリーコングロマリットのケリングなので富裕層とばかり接することになるのですが、テレビのニュースをつけると、パリの貧富の格差の問題が報じられていました。ホームレスの方々を見捨てないこと。これを解決しないとまたフランス革命の二の舞、とまではいかなくても社会の均衡は保たれなくなっていく。
もう一つ。町のなかにはところどころ、銃をもった迷彩服の兵士がいる。すれちがうとどきっとする。一見、おだやかに見えても、実はいつテロが起きてもおかしくない状況なのだ。
他国の問題は自国の問題にもつながっている。視野を広く保って、自分ごととして考えることも忘れずにいたい。
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