株式会社昇陽が満を持して世に出す幹細胞コスメ「マイセルーチェ(MYCELLUCE)」の発表会。
昇陽の取締役会長は元タニタの社長、谷田大輔さん、代表取締役は奥様の谷田光代さん。タニタといえばヘルスメーターやタニタ食堂でも有名ですが、そのタニタの社長だった方です。経営を息子さんに譲り、ご自身は引退されましたが、まだまだ社会に貢献できるということで、「健康」をテーマとするビジネスの延長として幹細胞コスメのブランドを立ち上げられました。元宝塚⇒女優⇒実業家の奥様は77歳。ご夫婦二人合わせて154歳の起業だそうです。
谷田大輔さんはタニタを引退後、中小企業機構を通じてコンサルタント先を紹介してもらいます。それがほかならぬリプロセル社。リプロセル社のiPS細胞でなにか事業ができないかと考えていたら、奥様が基礎化粧品を提案、そこから化粧品事業に乗り出したとのこと、このストーリーだけでも引き込まれました。
リプロセル社の提供した稀少な培養液を用いて、幹細胞培養上清液を作り、それを用いて安全性が高く、アンチエイジング効果の高い基礎化粧品を製造します。
ウェルネスクリニック銀座の伊藤実佐子先生によるかなり専門的な解説もありました。はじめて聞く言葉も多く、ついていくのもたいへんでしたが、肌が老化していくシステムに幹細胞がどのように影響力を及ぼすのかについて、話を聞きながらなるほどなるほど……と分かった気にはなれました。(が、説明を再現できない?)
株式会社昇陽の取締役 最高戦略責任者である石川和彦さんのブランドコンセプトの解説も非常に面白かった。印象に残ったのが、「ペディグリーがよい」ということば。pedigree 出自・血統という意味。ともにビジネスをおこなうにおいて、パートナーとなる会社にペディグリーが求められる、と。今回の場合、リプロセル社は「ペディグリーがいい」。なるほど。ブランド論にも応用可能な考え方です。
同じリズムを繰り返す、継続性と再生。月をコンセプトとしたパッケージも品がいい。期待大。
美容液「マイセルーチェ エッセンス」と「マイセルーチェ フェイシャルトリートメントマスク」、3月20日全国発売です。
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