2020年3月30日
Netflix で配信されているソダバーグ監督のContagion 。2011年の作品ですが、まさに現在、世界で進行中のことが生々しく描かれている。そして遠くない未来。おそらくこのままいけばこの映画のようにワクチンをめぐる闘争も起きるのだろう。
描き方もソダバーグらしく、淡々淡々と起きていることを映していくことで生々しく感覚を刺激する。ラストに持ってきた「起点らしきもの」の描き方もあながちSFとは思えず。
予言のような映画。Social Distancing の様子など、当時から9年後を見ていたかのような。
非常事態と日常は地続きで、境界線などないのだということもよくわかる。
“Somewhere in the world, the wrong pig met up with the wrong bat.”
<追記>
志村けんさんがお亡くなりになったとの報道がありました。なんと悲しく、怖ろしいことでしょうか。SF映画が刻々と現実になっていく空恐ろしさがあります。志村けんさんのご冥福をお祈り申し上げます。現在、闘病中の方々も、少しでも早く回復されますように。
4月19日の読売新聞の朝刊でこの映画を
取り上げている記事がありました。
この作品は知りませんでした。
今はちょっと観る勇気がありません。
コロナが収束したら観ます。
>たけいさん
おお、新聞でもとりあげていたのですね。
ほんとうに今そのままが映し出されていて背筋が凍ります。
たぶんワクチンの奪い合いというのも起きるのでしょう。
ご覧になったらぜひ感想をお聞かせください。
どうかお健やかに、安全にお過ごしくださいね。