いま進めているプロジェクトで「マニフェスト」を出す必要があるかもしれないと知り、まったく不意打ち&泥縄だがマニフェストの短期集中研究。

研究対象のなかで際立っていたのが、ケイト・ブランシェットがひとり13役をする映画「マニフェスト」。過去のアートマニフェストの文言をセリフに散りばめ、ケイトがさまざまな「市井の人」になり切り、マニフェストの文言を多彩な形でじわじわと味わわせてくれる。監督はジュリアン・ローゼフェルト。2015年のドイツ映画(言語は英語)。

この映画じたいがひとつの実験的なアートのようであり、アートマニフェストになっている。ことばの力、強い。それを13人の人格に演じ分けて発するケイトはさらに強い。


映画のラストシーンに近いシーンなのだが、これ、今のズーム会議を予見していないか?

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