2020年8月10日
「透明人間」(The Invisible Man)。「マッドメン」のエリザベス・モス(出演作としては「侍女の物語」のほうが有名だそうですが、私にとってはそんなイメージ)が主演のサイコスリラー。
まったく予備知識なしで見たので、2時間、先の読めない展開に緊張感持続のまま引っ張られました。死んだはずの男が透明人間となってストーカーに。周囲は誰も信じてくれず狂人扱いされていく。コワ面白かったー。
観終って落ち着いてからラストシーンを思い返した時に、ああ、あれは「ミッドサマー」と同じ物語だったのだと気づきました。ヒロインの笑顔が語ることは同じことだったのでは。
” There are forms of oppression and domination which become invisible – the new normal. “(By Michel Foucault)
イクスピアリの映画館で、日曜の昼間、観客は5人だけ。映画館は換気がよいし、密にならないよう座席は空けて販売しています。観客も検温マスク消毒必須。にしても他の映画もガラガラ。映画に救われてきた身としては、映画産業が存続できるよう応援したい気持ちが大きいけれど、力がなさすぎてたいした貢献もできないのが虚しい。
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