明治神宮ミュージアム、明治のドレス修復展覧会第二弾は霞会館創立150周年記念企画。旧宮家の北白川家から寄贈されたドレスなどを修復のプロ、後藤姉妹が2年かけて蘇らせました。マネキンも各ドレスに合わせて作られています。展示もプロフェッショナルな技術の結晶という感がありますが、図録もまた情熱を注がれた傑作。メインの中礼服の写真は見開きで全方向からの写真が! 細部のアップも美しく、服飾史の学徒にはお宝です。国際神道文化研究所の今泉さん、霞会館学芸員の金原さん、解説ありがとうございました。とりわけ今泉さんには神道文化研究所での多様な仕事もご紹介いただき、新たな視点をいただきました。超ドメスティックは結果としてインターナショナルに通じる、ということがよくわかる成果があちこちに。

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