米大統領選は日本のテレビを見ない人間にとっては、予想通りの結果でした。

さて、ドナルド・トランプのマッチョイズム全開に対し、独自の立場をとっているメラニア・トランプを興味深く見ている。

息子を理由に、ファーストレディとして主要なイベントには出席するけれど日常的な業務やインタビューは控える「パートタイム・ファーストレディ」になるという。

夫の仕事のために全面的に献身する保守的ファーストレディの伝統を破壊している。だって息子のバロン、あんなに立派な18歳ですよ。明らかに息子のケアは「口実」ということがみんなわかる。この抵抗、ちょっと痛快。

10月に出版された回顧録「メラニア」では中絶や移民政策に関しては夫と立場を異にすることを明確にしているし。夫とは一心同体であるはずもなく、考えが違うのはあたりまえで、パートタイム的に協力すればいいじゃないかというのが実に現代的。

さらに自伝で驚いたのは、2005年から現在にいたるまで、メラニアがチャールズ国王と文通しているということ。意外と、外交には向いている人なのかもしれない。

そんなこんなでメラニアがこれからどう出るのか、注目したい。少なくとも、ファーストレディのファッション云々だけの記事は、彼女に関しては、もったいなすぎる。

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