先日、お伺いしたポーラ文化研究所でご恵贈いただいた本、『平成美容開花』。これが優れた平成美容史になっているのです。

コロナ禍において、研究員のみなさまが平成に出版された美容誌やファッション誌をくまなく読み込んで研究。その成果が本にデータとして反映されているとのこと。

あと50年経ったら(今も、ですがさらに)とんでもなく貴重な文化資料になっているでしょう。

コスメの空前のブームです。自分を素敵に見せるメイクの研究に余念がないのはけっこうなことですけれど、どのような時代にどんな思いをもって何を目指して自分はヘアメイクをしているのか?ということは一度考えてみても無駄ではないように思います。

それを考えるときの基準として、近過去の日本女性によるヘアメイクの闘い(!)を知るのも一興です。

瞬間風速的に「かわいい」「きれい」をめざした集合体の無意識が、時の経過で浮き彫りになる感じ。

ポーラ化粧文化研究員のみなさまによる地道なリサーチとわかりやすいアウトプット、リスペクト💙

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