昨日は今年の初出張、日帰りで高知。フレッシャーズのぴんと伸びた姿勢にこちらの気持ちまで洗われる。初心に還り、希望を語り続けようとあらためて決心する。

帰途の空港売店では、激辛からフレッシュまで、柚子胡椒を数種類、購入しました。高知の柚子胡椒はおいしい。やみつきです。

休む間もなく、『アパレル全史 増補改訂版』(仮タイトル、5月刊行予定、あくまで予定)に新しく加える34項目ほどをとりあえず全部提出した。2年以上かかった。

何名かには直接インタビュー、取材できなくても文献と作品読み込み、必要あればお写真の依頼や事実関係の確認、それぞれの項目でぜんぶ一人でやって書ききった感あり、ぐったり疲れたけど心地よい達成感もある。

わかる方にはわかっていただけると思うが、ファッション業界は検閲が厳しい。せっかく原稿を書いて事実関係を確認しようとしたら「そもそも掲載を控えろ」と言ってきたデザイナー(のご遺族)もいらっしゃる。この人がいないと歴史のピースが埋まらないのに。

「並び」(名前が出るのは競合の先か後か)を気にされるブランドも多くて、すべてに配慮していたら倒れそうになる。

そんなこんななので、現代ファッション史を書くのはおそろしく難度が高い。

でも、だからこそ、挑戦してしまう。

インタビューや写真の提供にご協力くださったデザイナーやブランドには、感謝してもしきれない。本当にありがとうございます。

これからチェックや写真をお願いするブランドもある。

どうかどうか、寛大にご協力ください。

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