本年も多くの方々のご協力のおかげあって、多岐にわたる領域の仕事の成果をおさめることができました。年頭には全く予想すらしていなかった機会をいただき、大きな展開があった例もあります。動画の仕事、および海外の専門家とのつながりが増えたのも今年の大きな特徴でした。いずれのケースにおいても、ひとつひとつの仕事に対し、心を込めて大切に扱ってまいりました。感慨深いです。心より感謝申し上げます。
<書籍>
『「イノベーター」で読むアパレル全史 増補改訂版』(日本実業出版社)5月
<連載>
・「ラグジュアリー・ルネサンス」(日本経済新聞)4月~7月
・「ラグジュアリーの羅針盤」(北日本新聞「ゼロニイ」)通年
・「ロイヤルの肖像」(25ans) 11月~
・ NewsPicks プロピッカーとしてのコメント 通年
<インタビューを受けた媒体>
「北日本新聞」「JBpress」「朝日新聞」「産経新聞」「Bloomberg」「読売新聞」「Spur」「Men’s EX」 「Takashimaya Salon」「Vogue Business」「LEON」「宝塚ファンアプリ」「御堂さん」「Precious」「週刊新潮」ほか
<単回の寄稿>
「fashionsnap」「Precious」「Vulcanize Magazine」「Eclat」「25ans」「GQ」「装苑」「日経新聞Nikkei The STYLE」「キネマ旬報」「JBpress autograph」ほか
<テレビ出演>
・BSフジ「プライムニュース」5月
<YouTube 出演>
・Be Suits! 服学講師
「スーツの起源」「世界のスーツ」(5月)
「社会とスーツ」「マフィアとスーツ」(8月)
「スーツから読み解くマフィア映画:ゴッドファーザー」(12月)。なかでも「マフィアとスーツ」は現時点で23万ビュー超のヒットとなりました。「本をあまり読まない」という膨大な層からの反応をいただいていることで今後の発信のあり方を考え直す契機になっています。
<ラジオ出演>
・Tokyo FM 「プレジデントステーション」 4月
・渋谷のラジオ ウラハラプロジェクト 10月
<教育>
・青山学院大学経営学部客員教授(ラグジュアリーマネージメント、2025年度後期のみ)
<ビジネスウェアのディレクション、アドバイス>
・2022年より進めてきた「高知信用金庫ビジネスウェア創造プロジェクト」のディレクターの仕事。一応の集大成として12月に記者会見、新ドレスコード発表。高知のテレビ、新聞に大きく紹介されました。
・国島株式会社のアドバイザー
<デザイン>
・スーツインナーとして理想的な重ね襟型ブラウスを3年かけて開発、高知信用金庫の全女性職員に提供するとともに、改良を重ねて「守破離」とコラボの形で一般販売開始。初年度は7枚の販売実績がありました。今後ECサイトを通じて販売していけるような道筋を構築中です。
<講演、モデレーターなど>
・富山レクサス「新しいラグジュアリーを探して」。2日間にわたる講演とモデレーター 8月
・Ginza Six、Fashion Frontier Programほかでラグジュアリーをテーマに講演 10月、8月
・阪急メンズでの香水イベントのモデレーター 3月
<ラグジュアリーコミュニティー運営>
・「雅耀会」アドバイザー。1月11日の講演を含め、年6回のイベント+現地視察 通年
<審査員>
・Precious ウォッチアワード 12月
・イギリス商工会議所主催 ブリティッシュビジネスアワード2025 11月
・Diversity in Luxury Award (ロンドン、2026年1月に結果発表)
<地方取材>
・白山、金沢、沖縄、丹後、大阪、京都、軽井沢、名古屋、宮城丸森町
<海外連携>
・ロンドン、スペイン、シンガポールのラグジュアリーセクターの関係者と協働、一部記事化、レポート化。海外には5年間行っていませんが、発信を続けていると先方からコンタクトがくるようになりました。今は日本の現状と歴史を深く知り、情報発信することのほうに国際的な価値が生まれる時代であることを実感しています。とはいえ来年はそろそろ海外取材に行きたい。
こうして振り返ると濃密な一年でした。まさかのデザイナーデビューは、高知信用金庫の女性職員様に理想のブラウスがないので作ることにした……という奮闘の結果です。目の前の方の依頼や需要に真剣に取り組んだ結果、予想もしなかった次の展開が拓けてくる、と言うのはこれまでと同じパタンです。
マフィアからディズニー、世界の王室から日本の伝統工芸まで、ラグジュアリーの理論武装から金融機関の現場職員のビジネスウェア創造まで、表面だけ見るとバラバラに見えますが、「新しい世界の見方を提供する」という姿勢は一貫しています。視点の転換、自己変容、社会変革こそがラグジュアリー追求の醍醐味だという考えは変わりません。
<上記のほか、なんらかの変容体験や感動があったこと>
・エスパシオナゴヤキャッスル滞在、パレスホテル東京のJuxuary Stay、ししいわハウスでの二泊とトレッキング&オーナーとの対話、横浜山下公園~山手エリアの5月の薔薇(毎年感動)、沖縄縦断ドライブ、MIKIMOTOのショーとその後のロオジエでのディナー、ディズニークリスマス、丸森町のジビエレストランESと大蔵山スタジオ。
<今年のファッション>
数多くのパーティーやメディア出演、登壇の機会がありましたが、既製服で購入したのは、ブラウス2枚程度。すべての機会をスーツおよびタキシードで通しました。夜のパーティーでもタキシードで通すと意外と便利で華やか。ましてや「ブラックタイ」指定はもろブラックタイですから悩む必要なし(笑)。メディア出演スーツにしても、インナーとヘアメイクを変えるだけで無限の表現が可能。同じスーツを何年も着て古く見えない。いちいちドレスを作ったり買ったりしていたときの出費と手間と時間、あれはあれで楽しかったとはいえ、今から思うと何だったんだろう、あの騒動は…。スーツのシステムの合理性を実感しました。
来年に向けて、書籍、動画、新しいビジネスコラボ…と大きなプロジェクトがすでにいくつか始動しています。自分に限界を設けず、関わる方々と柔軟に協力しあいながら、丁寧に向き合ってまいります。来年もどうぞよろしくお願いいたします。
みなさま、良いお年をお迎えください。
感謝をこめて🌹




















































































































