2026年10月7日
サミュエル・ピープスの日記、1666年10月8日の記録。11行目あたりから 「国王陛下(チャールズ2世)は昨日、枢密院において、衣服の型を定め、それを決して変更しないという決意を宣言された」。
現在のアイテムの形から見ると別物ですが、ベストが導入され、5ピースから成るスーツのシステムが幕を開けました。
改革宣言の目的は「貴族に倹約を教えること」。
フランスのシルクに代わる、イギリスのウール産業を奨励する意味合いもあったと推測されます。
チャールズ2世の宣言から360年。スーツの「ヘリテージ」を読んでいくと、360年分の世界情勢の変化や美意識、価値観の変遷が浮かび上がります。とても興味深い服だと思います。
*9月27日にスーツの歴史について話をさせていただいた「渋谷のラジオ」のアーカイブは、こちらです。



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