◇「クロワッサン」より著者インタビューを受ける。書いた本に関心をもっていただけるのは、とてもありがたいことである。感謝。

◇旧知の編集者ジュリちゃんと、ピエール・ガニェール@ANAインターコンチネンタルでランチ。ピエール・ガニェール・ア・トウキョウが南青山から撤退してさびしく思っていたら、こんなところに移転していた。

36階に、別天地のように広がる空間。外を見ながらゆったり並んで座れるソファ席もあり、夜のデートに使えばさぞかし艶やかなムードで過ごせるであろうなあ、と思わせる店。今日は女二人で色気のないことであるが。料理は期待以上にすばらしい。

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青山にあったときよりも、「わかりやすい美味しさ」が演出されているように感じる。メインは豚ロースのディアボロ風。辛口のロゼと一緒に。

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コーヒーについてくるプチフールも、小さいのにひとつひとつくっきりとしたパンチがある。食べられるスミレがのったチーズケーキ(上)、梅干し(!)のピューレ(中央)がとりわけ印象的だった。

スタッフの対応も、フレンドリーで、くつろげる。制服があまりにもかわいいので、どなたのデザインかと聞いてみたら、コシノジュンコさんとのこと。ポイントに赤が効果的に使われている。ソムリエの制服は黒っぽい詰襟だけど、ボタンホールの縁取りやそで口から見えるシャツにきれいな赤がちらちらと配されていて、テーブル周りでの所作を優雅に見せている。

◇「ファッションが教えてくれること」DVDで。「セプテンバー・イシュー(=9月号=広告がたっぷりとつく秋のファッション特大号)」ができるまでの、ヴォーグ編集長アナ・ウィンターを追ったドキュメンタリー。この人ならではの名言もちりばめられて(「ファッションを軽蔑する人は、ファッションを恐れている」には考えさせられる)、トレンドが実際に生み出されていく過程に関しても、発見が多い。アナ・ウィンターの働きぶりは、「一流の仕事人」のお手本として、かっこいい。

◇中央公論8号書評(by井上章一さん)感謝。

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