2010年8月10日
◇「サライ」9月号発売です。連載「紳士のものえらび」でローナーの革小物について書いています。機会がありましたら、ご笑覧ください。
◇「FRaU」9月号、本とマンガ特集。紹介されていた膨大な本とマンガのなかから、気になった本などをまとめて注文。近頃は、マンガ特集を組む一般誌や女性誌がとみに増えた。
本誌の「僕らが好きな女子キャラクター」の特集で、お笑い芸人の綾部祐二さんによるメーテル讃のことばのなかから―「勝負下着っていうのはですね、ファッション性をいかに削るかが重要なんです。メーテルみたいに、真っ黒もしくは真っ白で、”下着らしい”ものを着けてみてください!」
ランジェリーカタログ誌が紹介する勝負下着とか、下着メーカーがデザインとPRに並みならぬ力を入れる勝負下着とは、まったく発想が逆の方向。
◇松本一起『男は、こんな女性と恋がしたい』(三笠書房)。若い女性向けのハウツーものだが、「第一印象」について書かれたところが、新鮮だった。多くの女性誌が説くような、「第一印象で強いインパクトを与える」方向とは真逆を説いている。
「会った人に、あなたの印象を決して強く残さないことで、かえって『あの人が気になってしかたがない』と感じさせることができるのです」
そうさせるために、具体的に説かれるメイクがこれ―「目元、眉などは、あまりくっきりと輪郭線を描かずに、淡く薄く目立たないようにしてください。そして、そのトーンに合わせて、全体を仕上げていくのです」
「シャボン玉のような淡さをもって男性と向き合え」、と。ここにもまた、多くのファッション誌が説く「モテるためには、眼力メイク」がスベってしまうような指摘。
◇久々の霞が関。いつのまにか、おしゃれなダイニングスポットが・・・。
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