島地 勝彦✖️三橋英之『乗り移り人生相談傑作選 1 男と女は誤解して愛し合い 理解して別れる』、届きました。
男と女の深い真実がぎっしりの一冊。
巻末の座談会に参加しています。
この座談会は、実はここに収録されていない後半が面白かった。フツー、男は飲めば飲むほど話が堕ちていくものだと思っていたが(すいません)、このときは、飲めば飲むほど話が高尚でアカデミックに深まっていったのである。
で、あまりにもこの本のテーマにそぐわなくなるほどピュアな学問になっていったので、編集ミツハシさんによれば、それはまた別の機会に読者にお目にかけたい、とのことでした。
私も日々ものごとが忘却の彼方へ流れていくので、あのときのお話をぜひ活字で読み直したい思い。というか、活字になったら「初めて聞く話」に思えたりするんだろうなあ^_^;
対話は一回だけ、その場だけのものだからこそすばらしい、という考え方もあるにはあるけれど。
同じ「忘れていく」のでも、文字通り、さらっと流していっちゃうのと、一度文字にしてから忘れてしまうのとでは、あとから意味が全然違ってくる。
と思いたい。
☆関係ないけど、昨日、長年の間、自分にはできるわけがないと思い込んでやらなかったことを、はじめてやり遂げた。なんとか、ひどい状態でありながらも、できたではないか。妨げていたのは、私自身だった。それにうすうす気づいていたけれど、こわくていろんな理由をつけて殻を破れなかった。エゴなど手放して無防備になれば、「限界」なんていくらでも突破できる、というか、ない。はたから見れば拙い、滑稽な一歩だけど、私にとってはとても大きな一歩だった。手に余るものばかり引き寄せてしまい、無理難題な試練が続々とふりかかってくる気がするけれど、逃げずに乗り越えたら一回り晴れやかな宇宙に包まれる。
不可能に見える壁を乗り越える秘訣は、エゴの放棄と無防備、と悟る。無になるまで没頭する。それだけのこと。アタマでわかってはいても実際にその境地にたどりつき、そう「なる」までが、闘い。
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