雨の中、ご来場くださったみなさま、ほんとうにありがとうございました!

「前例」を作っちゃったアフターパーティーにも30人近くがご参加くださいまして、楽しく盛り上がりました。

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先にお帰りになってご一緒に写っていない方々、ごめんなさい。

また来シーズンお会いしましょう!

日本男子のスーツ姿を格上げして20年、バタク・ハウス・カット本店が、新宿御苑前にオープンしました。新宿の喧騒を離れた閑静な一角に、バタクらしい品よくエッジの効いた店舗。日中は、ガラス張りの店舗から新宿御苑の広大な緑を見渡すことができます。

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(店長の川部純さん撮影写真をシェアさせていただきました。)

オープン記念パーティーでは、バタクの三つ揃いスーツでばっちり決めた大勢の顧客の皆さまにお目にかかることができました。やはり男性のスーツ姿というのは美しいですね。あらためて感動を覚えた光景でした。

コットンクラブのメンバーもお祝いに駆けつけました。

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左からソリマチアキラ王子、Yonka社長の武藤興子さん、バタク社長の中寺広吉さん、中野、綿谷寛画伯です。ソリマチ王子はバタクのDMなどのイラストも描いているうえ、ご本人がこのようにバタクのスーツの完璧なモデルです。

パーティーのあとは、当然のように(?)新宿三丁目のル・パランへ立ち寄り。なんとカウンターがぜんぶ、先ほど会ったばかりの皆様で占められておりました。その後は中寺さん、店長の川部さんも到着、店内ほぼ99%がバタクから流れてきた方々となりました。打ち合わせたわけではないのに。バタクファンとルパランファン、重なりすぎ。

そんなこんなで楽しい祝賀ムードで盛り上がったオープンの日。あらためて、おめでとうございます!ますますのご発展を祈ります。

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秋の読書シーズン。島地勝彦さん一押しの本として、「乗り移り人生相談」において『シャネル、革命の秘密』が紹介されています。

http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20141014/419997/

ブランドのタブーにも切り込んでくださいました。シャネル社が広告を出す媒体は、(ブランドに遠慮して)本を紹介できなかったといういわくつきの本です。

でも、ダークサイドや弱さを知って、いっそうその人を深く理解し、愛するようになる、ということは多くの人が経験していること。人の深さを信じるからこそ、ブランドと一時的に気まずくなるかもしれないことを覚悟の上で監訳を引き受けました。

ペンの美しい力に泣けます。

オチの格言だけはいかにも週プレなノリですが(^-^;

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ちょうどタイミングよく、北日本新聞文化部からこの本についての取材を受けました。そういう波というのがあるものですね。

青山骨董通りにセレクトショップ&レストランTatras & Strada Est が本日よりオープン。前夜のレセプションに伺いました。

京都GO ONの東京ポップアップストアもその一角に開店しました。おめでとうございます!

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京都の伝統をモダンに生かしたすばらしい作品の数々をまとめて鑑賞(もちろん購入も)することができます。骨董通りのお近くに行かれました際にはぜひ立ち寄ってみてください。

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GO ONメンバーの皆様も京都からいらしていました! 再会喜び記念写真。左から、「金網つじ」の辻徹さん、竹工芸、「公長齋小菅」の小菅達之さん、中野、GO ONプロデュ―サーの各務亮さん、朝日焼の松林佑典さんです。

ラルチザンパフュームの世界に導いてくださったプレスの青木美郷さんが、いったん香水の世界を離れていたのですが、このたび復活。祝! さらなるマニアックでラグジュアリーな香水ブランドのプレスとして、いっそう深淵な香水世界の扉を開けてくれました。

2日(木)のプレゼンテーションはペニンシュラ東京、紫のライトに染まりゆく夕刻のPETERにて。香水のイメージにあわせた紫のトルコ桔梗つき!

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美郷さんが、この香りからすぐに私を連想した、とおっしゃってくれたほどの、「運命」を感じた香水。ブランド名は、AEDES DE VENUSTAS 。香水の名はOEILLET BENGALE(ウイエ・ベンガル)。メキシコ人調香師、ロドリゴ・フローレス・ルー作。

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ウイエ・ベンガルとは、「カーネーションになりたかったバラ」。火のような情熱で芯から燃えていき、花弁は情熱をもてあまして焼け焦げたようにもなっている…。激しさとともに少しの痛みを感じさせる、かつて出会ったことのない芸術的な香水です。

ブランドの象徴であるフランキンセンスの高貴な香りがベースにありながら、ローズやイランイランが妖艶に香りたち、スパイシーなブラックペッパー、シナモン、サフラン、クローブがベンガル花火のようにはじけていく。最後はバニラをたたえたアンバーベースが、まるでベンガルタイガーのように悠々と横たわっている…と表現したらロマンティックすぎるでしょうか。

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フランキンセンスという香料のオリジンに根差し、比類ないイマジネーションで攻めてくる。とにかく、「成分」の描写などどうでもよくなるほどの、圧倒的に豪奢な存在感を放っています。

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今回ご紹介いただいたもう一つのブランドは、イタリアのIl profvmoというハイクオリティなブランド。そのなかのQUAI DES LICESは、男女ともに使える「遊び慣れた、余裕ある成功者の香り」。こちらも、一度その香りを味わえば、「ああ、そのイメージ、わかる」と思える。フレグランスは理屈を超えて存在を現出させる力があること、あらためて実感しました。

そのままバーニーズ・ニューヨーク銀座の10周年パーティーへ。「運命の」香水をふりかけてもらっていたせいか、短時間で、会うべき人にひととおり出会い、引き寄せの神秘のようなものを感じた次第。

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……などと言いながら二人で記念写真。ウイエ・ベンガルのイメージ、トルコ桔梗はあまりにも素敵だったのでずっと持ち歩いていました。

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バーニーズ上田谷社長(右)と、ファッションディレクター大住さん(左)とも会場でばったり。ワケあって光をおさえたモノクロです(笑)。 あらためて、10周年おめでとうございます!

マリリン・モンローも愛したことで有名なシャンパーニュ、ハイパー・エドシックのセラーマスター、レジス・カミュ氏が来日、インターコンチネンタル東京ベイの「ラ・プロヴァンス」にて開かれたディナーにお招きいただきました。

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5種類の、個性の際立ったシャンパーニュをそれぞれの料理に合わせて。

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フォアグラを三種類のソースで。絶品!

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ホロホロ鳥。ボリュームもたっぷり…。

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美術品のようなボトル。

クライマックスは、このディナーのために用意された特別サイズのボトル。ボトルの大きさを表す名前は、Nebuchodonasor。ナビュコドノゾール。バビロンの王の名前とか。ヴィンテージ年のシャンパーニュが数種類ブレンドされているとのことで、二人がかりでボトルを持ち、デキャンタージュされたのちにそれぞれにサーヴされました。シャンパーニュのデキャンタージュなど初めて見ました…。

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売り物ではなく、生産者の思いがこもった特別なボトルとのこと。右が通常のシャンパーニュボトルです。ナビュコドノゾールのボトルには通常のボトルの20本分のシャンパーニュが詰められているそうです。

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幸運にもカミュ氏の隣で、シャンパーニュ地方のことや、ほかのシャンパーニュ生産者との関係、ご出身地のランスのこと、「ホロホロ鳥」が朝とてもかしましく鳴くという話など、パリとはまた一味違うフランスのカントリーライフのことを中心にお話を伺うことができました。同じテーブルには、エッセイストの南美希子さんや、「フォーブズ」の編集部・マーケティング部の方々。楽しく過ごさせていただきました。感謝! 南さん、カミュ氏と記念写真。

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