メンズウエア解剖 その4。主にコーチマンの制服。

coachman とは、馬車の御者ですね。大きなお屋敷などでは、馬車の扉を開け閉めして、主人や客人を送迎する担当者も、コーチマンと呼ばれていたようです。写真ではわかりづらいですが、カラーの内側に鮮やかなレジメンタル模様の布地がついています。レジメンタルタイと同様、おそらく、所属を表す布でしょうか。

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写真では特徴がわかりにくいのですが…裏を見てみると、袖周りがかなり窮屈に感じられるように作られています。動きにくい。ただ、敬礼をしたときに、見ごろが全く動かず、その姿が美しく見えるのだとか!!! 敬礼を美しく見せるための服。その発想に感動しました。

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制服つながりで。いわゆるガイコツユニフォーム。ベルばらのオスカルなんかが着ている、全面にモールが飾られている服です。モールの立体感と迫力、じかに観ると、かなりドキドキします。

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