山縣良和さん(writtenafterwardsデザイナー)主宰の「ここのがっこう」レクチャーコースの講師としてお招きいただきました。

山縣さんが理想とする私塾のような学びの場で、参加者も多彩な業界から。講師も学生も一緒に車座になって肩がふれあうほどの距離で議論を深めるという(私にとっては)新鮮な形式。

この日のテーマは「歴史に残るファッションデザイナーとは? ブランドの創始者と現在」。20世紀のファッション史に名を残す(結果として名を残すことになった)デザイナーの具体例の話をしました。山縣さんはじめ、それぞれの受け止め方が面白く、わたし自身が多くを学ばせていただきました。

今日、知って驚いたこと。現在、サンローランのクリエイティブディレクターをつとめるエディ・スリマンが、現在(パリではなく)ロスに住んでいるということ。その具体的なディレクション(クリエイションではなく)の方法もうかがい、20世紀との違いに唖然としました。大手ラグジュアリーブランドグループの「商品」(作品ではなく)は完全にマーケティングの成果になっているんですね。トム・フォードがやっていたグッチ&サンローランあたりからすでにそうであったとはいえ……。

濃い時間を共有した参加者のみなさま。ありがとうございました! (山縣さんは左から2人目)kokonogakko
アイキャッチ画像の鹿の頭部は、「教室」になった銀座のthe snack の入り口のオーナメントです。

ちょうど山縣さんの活動は、坂部さんとともに読売新聞で大きく紹介されたばかり。 yamagata yomiuri

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