2016年5月15日
紀尾井町に特設されている「旅するルイ・ヴィトン」展のプライベートビューにお招きいただきました。
この展示は圧巻ですね。材木商だった創始者の話にはじまり、交通機関の変化とともに鞄とファッションがいかに変化してきたのか、すばらしい演出で堪能することができます。現在の作品もちらほら混じるあたり、ブランドの宣伝としてこれ以上はないと思われる迫力。
さきに鞄があってモノをいれるんじゃなくて、モノにあわせて鞄をオーダーしていたんですね。食器やグルーミンググッズ、靴、ブラシ類、楽器、とにかくありとあらゆるモノ。それができる階級がヴィトンを育てたということでしょうか。
本棚をそのまま持ち運んでいたという「証拠」のルイ・ヴィトンケースにもおどろき。
日本のコーナーでは、海老のマークつきの海老蔵さんの海老色ヴィトンとか、
板垣退助のヴィトンとか。
ルイ・ヴィトン六本木店のスタッフによる「アート・オブ・パッキング」のパフォーマンスにも感動しました。ハワイ二泊三日分、30アイテムをコンパクトにスーツケースに入れるという、マジックを見るような技の披露。感心してしまい、大学でも学生たちにその技の秘訣を伝授(笑)。
これからますますファッションとアートは不可分になっていきますね。
ポールスミスの六本木店にも立ち寄ってみましたが、世界最大の旗艦店というこちらも、アートハウスのようになっています。 (店内壁面のみ撮影可能ということで了解を得ました)
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