2017年5月17日
Meiji.net 第三回、Signature Fashionについて。公開になりました。
お時間ゆるすときがありましたら、どうぞご笑覧ください、こちらです。
本音の、正直なところをいえば、
実は当初いただいた質問のなかには「どんな店で服を買うといいのですか?」「店員との付き合い方は?」はじめ、あまりにも即物的でハウツーすぎるものが多く、これにまともに答えていると、( インテリぶるつもりはかけらもありませんが、) こんなことを大学で教えているのか?と誤解されるかもしれないという内心のおそれがありました。
アカデミックな場でファッションを論じることについて、機会をいただいてからのこの10年、もっと違うレベルで戦ってきたつもりでした。でもやはり情報の発信が圧倒的に足りないのか届ける力量不足なのか、世間の思い込み(ないし無関心)とのギャップは相変わらずです。
世間の需要との兼ね合いの中で、やや妥協的な発信も時にはせざるを得ない時もあります。それさえも信用として積み重ねていけるかどうかは今後の仕事次第ですね。(気を引き締めるための自戒でした)
いつも楽しく読ませて頂いています。
ありがとうございます。
くだらない(失礼)質問に対しても、くだらなくない答えがありますし、その方向でお答えになられていると思います。
思えば、自分も最初に服に興味を持ったきっかけは、単純に「もてたい」とかホントくだらない理由だったとおもいますが、その答えを探求してゆくうちに、いつの間にか当初の目的はすっかり忘れて、服そのもののすばらしさとか、それを作っている人々のすばらしさとか、服とカルチャーの関係性とか、地域や国の問題とか、とてもじゃないですが一生をかけても終わらない旅になってしまいました。
妥協することなく、レベルを下げないコメントは、伝わる人には伝わりますし、その中から旅立つひとが一人でも出れば、素晴らしいことではないでしょうか。
かたくなにならず、リラックスして頂けると幸いです。
偉そうにすみません、失礼いたします。
>foolmacky さま
あたたかな激励のお言葉をいただき、心より感謝申し上げます。
そのようにおっしゃっていただき、どれほど心強いことか。
ほんとうにありがとうございます。私は読者に恵まれている、と
このようなコメントを頂戴するたびに感激します。
重ねて、ありがとうございました。