3日(日)の「STYLE」刊行記念トークショーでは、銀座の老舗バー、TENDERの上田和男さんが出張バーテンダーをつとめてくださいます。


伝説のギムレットもハードシェイクで作ってくださるとのこと。

 

ジンベースのギムレット。まろやかできりっとした味わい。飲むと酔うよりもむしろ疲れがとれてしゃきっとする感じ。このバーでは「お任せで何か作って」という頼み方はNGだそうです。(このあたりのポリシーは、私の行きつけの「L」さんとは真逆です。バーといってもほんとうにいろいろですね。)

 

では、カクテルに詳しくない方はどうすればよいかというと、たとえばこのような参考書があります。スーツの内ポケットに入るサイズ。まずはベースを基準に選ぶとよいですよ、と上田さんのご助言。

二杯めはカラーで選んでみました。緑が美しいこのカクテルは、スコッチウィスキーベースのキングス・バレイ。1986年の上田さん優勝作品だそうです。ウィスキー(黄色)とブルーキュラソー(青)のミックスにより緑を作る。緑のお酒がないところに緑色を作るにはどうすればよいか?と考え、黄色+青色=緑色、というマジック(!)で生み出したそうです。

そしてこちらは、ウォッカベースの「M-30 レイン」。1988年、上田さんが坂本龍一氏に贈ったカクテル。坂本さんが音楽監督をつとめた映画「ラストエンペラー」の挿入曲44曲のなかで、坂本さんがもっとも好きなのが「レイン」。それをモチーフに創られました。

ご著書にサインをお願いしたら、おおなんと、こんな格調高いサインを入れてくださいました。感激。私が日頃、いかに雑にサインを入れているのか、心から恥じ入り、反省した瞬間でもありました…。

(銀座のあじさい)

3日のトークショー、まだ少しですがお席あるそうです。お申し込みはこちらから。あるいはメールの方が好都合な方は、gahaku1009@gmail.comでも受け付けています。楽しみにお待ちしていますよ~!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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