〇集英社インターナショナルのウェブサイトで展開していた「コロナブルーを乗り越える本」が冊子としてまとまりました。

集英社インターナショナルの新書風です。

こんなにきちんとした冊子になるなら、もっとシリアスな文体で書くんだった。「アンケート」として「3冊までご推薦を」とご依頼が来たので、ほとんど反射神経で書いた記憶あり……。もちろん「コロナの日々を耐えている状態に効く本」を意識しておりますが。

他の読み手の方々はすばらしく、回答そのものに力が入ってます。100頁近くあり、これだけでエッセイ集としても読める。

 

一部書店でフリーで配布されているそうです。見かけたらチェックしてね。

 

 

 

 

〇ここしばらく、多様な業界の方々とラグジュアリーに関する議論をしたりインプットをしたりしているのですが。

旧ラグジュアリーが神秘・階級・エクスクルーシブを内包するカソリックだとすれば、新ラグジュアリーは徹底した透明性・リベラルを内包するプロテスタント。

という比喩がひとつあるのですね。

 

ラグジュアリー問題を、ラグジュアリービジネスの方向性としてというよりもむしろ今のところは「個」に帰結する問題としてとらえる私自身がどこに所属するかといえば、やはり両者の妥協の産物である「英国国教会」だと思われます。

よくもわるくも、「中道」なアングリカン・チャーチ。

いずれにせよ、圧倒的な、徹底的な究め方をしないと、いかなる流派のラグジュアリーにもなれない。

新ラグジュアリー論、面白くなりそうです。

(3月に訪れた沖縄です。あ~早く沖縄再訪したい。こんどは本土ではなく島ですね)

 

“He who has a why to live can bear almost any how.” (By Friedrich Niezche)

 

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