「婦人画報」5月号フレグランス特集の巻頭でインタビューを受けた記事が、ウェブ版に転載されました。こちらです。転載、早いですね…。

20年前から伊勢丹のメディアなどで香水の記事に折々、関わってきましたが、当時はまったくひっそりとしていた市場も、今は盛り上がりを見せています。日本の調香師のなかにもアーチストとして活躍する人が出てきたりして、今後ますます楽しみですね。

風が変わると、香水も変えたくなりますね。雑誌の「モテ香水」みたいな、「これをつけるとモテますよ」みたいな勧め方をされる香水はスルーでいいと思います。ほんとうにモテる人は香水なんかつけなくてもモテます。それより、香りをかいだときにふっと自分のマインドが変わり、結果、表情がやわらぐとか、ご自身の直感的な感覚を研ぎ澄まして、それを大事にするのがいいですよ。判断基準を他人にゆだねていると、ましてやマーケティングの口車に乗せられていると、いつまでたっても不安から逃れられない人生になります(自戒)。

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