アルビオンアート有川一三さんの講演を聞く機会があった。

世界一のジュエリーコレクターである。何点か持ってきていただいたジュエリーを間近に見たときのまばゆさというか「なんだこれは?!」という衝撃もすさまじかったのですが、それに負けず鮮烈だったのが、有川さんのお話。

心の闇の恐ろしさに向き合うことの大切さを説かれた。そこを突き詰めていくと見えてくる光。それが魂の充足。「ラグジュアリー」の構成要素の光というのは、表層のきらきらなんかではなく、闇を経た後に現れる、魂の充足としての光なんだなということを理解する。

全ての物質は安定の方向に向かい、波動が安定し固く透明になり結晶化が進む。そうして宝石に向かう。想念もそういう方向に向かう、という喩えにも考え方の根底を覆されたような思いがしている。

ほかにも魂に響くというか心を震わせるというか、なんだかとてつもなく崇高な経験をしたような思いを抱かせる言葉が満載だった。偉大なる達成の鍵は志にあり、その志は天の神々が天上にて感嘆絶賛するものでなくてはならぬという教えの尊さときたら。

 

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