東洋流の文学芸術の理想は、新しい美を独創するのではなく、古えの詩聖や歌聖が到りえた境地へ、自分も到達すること……という谷崎潤一郎の指摘。日本の産地の職人さんが「無名でいたい」という背景の一部にはこうした美学があるかもしれない。

こうした背景も考慮しつつ、日本の職人さんの地位向上のため、現代にあった無理のない形でフィーチャーしていきたいと思います。

さて、本日は台風10号の影響で新幹線が名古屋~三島間で終日、運休になるため、Kyoto Design Week の本日の登壇はオンラインになりました。私は「そもそもラグジュアリーとは何か?日本の持続的なものづくりとの関連は?」について話す予定です。MIZENデザイナー寺西俊輔さん、伝統産業リデザインのMUJUN小林新也さんとご一緒です。

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