日経新聞連載「モードは語る」。14日付夕刊ではスマートラグジュアリーを掲げるジェミオの創業者、ポリーヌ・レニョ―氏にインタビューした記事を書きました。電子版はこちらです。

英語版はnoteにアップしています。

超高価格になり「稀少性を大量に」販売するラグジュアリービジネスに反旗を翻し、フランスからも新しい価値を提示してラグジュアリースタートアップを成功させている例が出ているのは興味深いことですね。

記事には書きませんでしたが、レニョ―氏は、「フランスの古くからの権威ある宝飾店で買い物をしようとするフランス人は私たちだけだった・・・」と。あとはアジア圏やアラブ圏の方々が多く、店員もフランス語を話さない、という店もあるそうです。

自国の職人を尊重し100%自国生産。適正価格。デジタル活用。各顧客に最適にカスタマイズされたサービス。在庫を出さない受注生産。セレブを使う宣伝をせず顧客の口コミ。虚栄や地位の誇示とは無縁の本物の幸福感。次世代のための「賢い」ラグジュアリーの方向性、内面が成熟すればそっちに行くのは自然に思えます。

0 返信

返信を残す

Want to join the discussion?
Feel free to contribute!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です