一週間弱ほどかけて沖縄(本土)の伝統工芸の取材をおこなった。

外から見れば、おそらくワーケーション?な感じなので取材オンリーではないですが。これ以降のいくつかの投稿にて半分取材、半分観光みたいなのが続きます。

とはいえ、人生全部取材ですという生き方なので「分ける」ようなものでもありません。

取材先をご紹介くださった方、 取材に応じてくださった工房の方々、 多くの方のあたたかなお気持ちに助けられ敢行できたので 感謝しかなく、最大限に支援につながる記事を書く覚悟です。

真摯に伝統工芸を未来へつなぐ奮闘をしている方々は 中傷の類は口にしない。 善良で、人間的にもすばらしい。

ただ、常に言葉の端々に載せられ、少し引っかかっていることはある。

(一般論として)伝統工芸を未来へ継承するためには、外に開くことが必須なのだが、 古くからの「組合」はむしろそれを阻むこともままあるということ。

このあたりはデリケートな問題で、地域によっても事情が異なる。

伝統工芸ゆえに、頑なに古くからのやり方に固執し それゆえに未来につながる縁を閉ざしてしまうことがあるとしたら。

それを善き方向に向けるにはどうしたらよいのだろう。

っていうか、伝統工芸にとって善き方向ってなんなんだろう。

部外者が、知ったかぶりも余計なお節介もせず それでも何らかの力になれるとすればそれはどういうことなのか。

新たな課題を抱えて帰ってきた思いがする……

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