2025年2月23日
ネオパークオキナワ。通常の動物園のように柵や檻で動物を囲うのではなく、大規模なフライングゲージ(網で覆われた広大な空間)を活用し、鳥類はじめ動物たちを半自然環境で飼育している。生態系再現型のアニマルパーク。
特に、熱帯・亜熱帯環境を模したゾーンを作り、動物たちが比較的自由に行動できるようにしている点にエキゾチックな魅力がある。単なる観光施設と思ったらちょっとびっくり。一種の生態学的実験場になっていた。「観光資源」とのバランスをとりながら高いハードルに挑戦している。
ネオパークオキナワが飼育している外来動物たちは、慎重な管理が求められる対象でもある。リスザルやインコ類などは、逃げ出せば在来の生態系に影響を与える可能性があるという。
「生物多様性の再現」と「外来種リスク」のジレンマに直面しながら慎重に管理されているという印象。
最も印象に残ったことは、動物、とりわけ鳥さんたちの距離感が異様に近く、どんどん先方からつめていらっしゃるということ。観察者自身が生態系の一部として関わることができる設計になっている。体験の価値あり。
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