名護パイナップルパーク。べたな観光スポットで、イカゲーム味もあるなーと思いながら当初は期待していなかったのだが、本気のアグリツーリズムアトラクションを頑張っており、最後はここまでやるのかと感動した。

沖縄の農産業において、パイナップルは戦後の重要な輸出作物だったが、フィリピンなどの低コスト生産国に押され、1970年代以降は苦境に立たされていた。

そんな中、農業を観光資源に転換するという発想で誕生したのが名護パイナップルパークであるという。

名護パイナップルパークは、早くから沖縄ブランドの確立を意識し、「農業×観光」のビジネスモデルを確立。今日の沖縄のアグリツーリズム(マンゴー狩り、コーヒー農園ツアー)に先駆ける存在。

名護パイナップルパークはまた、観光施設としてだけでなく、パイナップルワイン、ジャム、クッキー、ケーキといった多様な加工品開発を行い、沖縄土産市場における地位を確立した。

本格的な蒸留所に併設されたバーはなかなかにオトナな雰囲気で、車さえ運転していなかったら試飲させていただいていたのに…。

それにしてもテーマソングが強烈。脳内でぐるぐる再生され、洗脳される。

0 返信

返信を残す

Want to join the discussion?
Feel free to contribute!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です