2025年5月12日
国宝級のマスターテーラーの一人、廣川輝雄さんが(英ロイヤルミュージアムでも作品発表、BBC放映)、このたび、超優秀な若手とともにThe LOA(Legacy of Artisan)設立。
女性のスーツを女性パタン+メンズ仕立てでかくも美しく作ることができる稀少なテーラーでもあります。
若手がまたすばらしいのです。信州大学の繊維学部で修士号をとった方も。
身体にあった良いスーツを一着持っていると、最初は高価に感じるかもしれませんが、インナーだけ変えて、公的な場で何度でも着用可能なので(女性服のようなトレンドに左右されないから流行遅れに見られない)、長い目で見ると、結局、合理的でコスパがよいことになるのですよ。実際、私はここ数年のメディア出演や講演、プレゼンなどすべて一、二着のスーツで通しています。何十回着たことか(笑)。いつも同じ服ということにしている、というのはとても楽で、より大事な「内容」に集中できます。場へのリスペクトを表現できて、「おしゃれ」かどうかの査定を受ける必要もないし、「女性」アピールも必要ない。外見への関心を低くして、話す内容だけに集中してほしい。そんな時にスーツは最強の味方になってくれます。
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