アラン・デュカス氏が語ったことでもうひとつ、印象に残ったことばがある。

「フランス人が傲慢でいられるのはベルサイユ宮殿があるからだ」。

ベルサイユ宮殿みたいな、どこの国も真似できない豪華の極み 。

ああいうものが残っていることで 「オレたちは本気出せばあのくらいのものが作れる」という 自信の根拠となり、 フランス人は傲慢になれる、と。

(前後の文脈を切り取った形で恐縮ですが ユーモアを含んで語られたなごやかな話であったことをお断りしておきます)

作れるときに、ありったけのエネルギー(資金であれ時間であれ)を 注ぎ込んでとんでもないものを作っておくということは 後々の世代の自信にもなるんだなと感じた次第。

 

*写真はベルサイユ宮殿、鏡の間。筆者撮影。

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