3日(金)午後10:45~ 「ステータス」再放送です。(3月にNHK BS 4Kで放送済み)

#8 社交界デビュー | ステータス | NHK

スタジオ撮影は半年前。やはり緊急性もなければニッチすぎる分野なので「総合」での放送は先送りにされ続けてきたのでしょうか…。いずれにせよ、制作チーム ten tenスタッフのがんばりがすばらしいのです。これまで閉じられていた扉を開けたスタッフのチャレンジに心より敬意を表します。

『エレガンス入門』では第9章「階級演出装置としてのエレガンス」において、ル・バル・デ・デビュタントの歴史と現在のシステムを詳述しております。これを執筆している最中に、偶然、この番組への出演オファーをいただき、スタッフとの議論が大いに役立ちました。番組とあわせて参照いただくことで、この時代錯誤にも見えるシステムにおける「エレガンス」の仕組みと働きを、より深く理解できることと思います。

Princess Diana & The Royals: The Exhibition.

ウェディングドレスとエンゲージメントドレスに関しては、精巧な「紙」によるレプリカでしたが、あとは本物が展示されています。

有名な「ブラック・シープ」のセーターも。こちらのセーターはレプリカがお土産ショップで販売されています。ジムウェアとして着用していたヴァージン・アトランティックのジャージも。

ダイアナ妃の結婚式に出席したグレース・ケリーのコーナーもあり。

めずらしいのは、かのウィンザー公夫人、ウォリス・シンプソンのコーナー。ウォリスはモノクロの写真で見慣れていたので、こうしてカラフルなドレスを見ると、また違ったウォリス像が立ち現れてきます。

「オリエント」にインスパイアされたケープとな…。

そのウォリスを憎んでいたと言われるジョージ5世の妻、クイーン・マザーことエリザベス・バウズ・ライアンの戴冠式の衣装も。

 

そしてキャサリン妃がウィリアム王子に見初められるきっかけになったカレッジファッションショーで着用したドレス。

やはり物語をもつ服というのはイマジネーションをかきたててやまないですね。